東京・目白のTALION GALLERYにて、飯田Jennifer桃子、松本望睦、スティーブ・ビショップ、松平莉奈、藍嘉比沙耶の5名による展覧会「レッドハウス」が開催される。
本展は、2017年5〜6月に開催された「アンルーリー展」へのアンサーエキシビション。「アンルーリー」とは、「手に負えない、規則に従わない」などを意味する言葉だ。おもに消えた島や隠れた砂漠、所在不明の都市など、いまだ明らかにならない地理上の場所を指す「Unruly Places」から着想を得て開催された。
ジミ・ヘンドリクスのデビューアルバムに収録され、数多くのミュージシャンにカバーされているブルース・ナンバーに由来し、「レッドハウス|Red House」というタイトルがつけられた本展は、「アンルーリー展」における空間や場所性への作家たちの意識を引き継ぎ、さらに発展させたもの。絵画やサウンドアートなど、メディアの異なる作家による本展の多彩な表現に注目したい。