ミニマルな光の世界が来日。 レギーネ・シューマンの個展 「ヒカリ!」がタグチファインアートで開催

蛍光顔料を鋳込んだオリジナルのアクリル板を用いた作品で、ドイツのライトアートを牽引するレギーネ・シューマン。現在はケルンを拠点に、世界各地で作品を発表するシューマンの個展がタグチファインアートで開催されている。会期は5月29日〜7月21日。

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異なるもの同士の出合いから、 人間の知覚と思考を再考する。 服部浩之が見た、山下麻衣+小林直人「自然観察」

2001年からユニットでの活動を行う山下麻衣+小林直人。本展では、自然を人の対義語としてとらえるのではなく、人も宇宙も自然の一部として解釈したという新作の映像作品4点を展示した。「自然観察」と題された本展を、キュレーターの服部浩之が論じる。

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「武士の心を知る前に、人の心を知りたい」。人気作家・野口哲哉が4年ぶりの大型個展を開催

鎧姿の人物をかたどった立体などで知られる美術家・野口哲哉の個展「〜中世より愛をこめて〜 From Medieval with Love」が東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスで開催される。本展は、ポーラ・オルビスグループにちなんだ新作を含む約50点を紹介するもの。会期は7月13日〜9月2日。

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明治工芸と現代美術が対峙。大反響を呼んだ「驚異の超絶技巧」展の第2弾が岐阜県現代陶芸美術館で開催

岐阜県現代陶芸美術館にて「驚異の超絶技巧!明治工芸からアートへ」が6月30日から8月26日の会期で開催。2014年から翌年にかけて6都市を巡回し、大好評を博した「超絶技巧!明治工芸の粋」展の第2弾となる。前回からさらに進化したというその内容とは?

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絵本『スイミー』の原画も来日。 レオ・レオーニの波乱の生涯と絵本原画を紹介する展覧会が開催

1939年にアメリカに亡命後グラフィックデザイナーとして活躍し、孫のために制作した絵本をきっかけに、本格的に絵本の世界に足を踏み入れたレオ・レオーニ。絵本『スイミー』の作者であるレオーニの作品を、絵本の原画を中心に、油彩・彫刻・グラフィックデザインなどもあわせて紹介し、その人生と創作に迫る展覧会が開かれる。会期は8月11日〜9月24日。

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コレクションから考える美術館の機能。 鈴木俊晴が見た、「ヌード NUDE」展と 美術館のコレクション

イギリス・テートに所蔵される膨大なコレクションから選出された作品により構成される「ヌード」展。シドニー、ニュージーランド、韓国を巡回し横浜で開催中の本展を契機として、豊田市美術館学芸員の鈴木俊晴が美術館のコレクションと常設展のあり方を論じる。

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風景画を超えて新たな「世界画」へ。気象現象に焦点を当てたヨーゼフ・ボイス、鈴木理策らが参加の展覧会「ウェザーリポート」が栃木で開催

気象現象を表現した作品に焦点を当てた展覧会「ウェザーリポート」が、栃木県立美術館で開催される。ヨーゼフ・ボイス、ロバート・スミッソン、鈴木理策、トーマス・ルフ、田中功起らが参加。会期は6月30日〜8月26日。

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ラリック、ダリらのヴィンテージ 香水瓶と現代のタピスリーが共演。 資生堂アートハウスで展覧会が開催

静岡県掛川市にある資生堂アートハウスにて、遊び心あるユニークなヴィンテージ香水瓶と、1960年代から70年代にかけて国内で制作されたタピスリーの展覧会「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー さまざまなデザイン」が開催される。会期は2018年7月3日~9月2日。

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線形のなかに入り込む体験。中尾拓哉が見た、「ゆらぎ ブリジット・ライリーの絵画」展

「オプ・アート」の代表的な作家として知られるブリジット・ライリー。その日本では38年ぶりとなる美術館個展が、DIC川村記念美術館で開催されている。60年代の作品から近作までが揃う本展を、美術評論家で『マルセル・デュシャンとチェス』の筆者である中尾拓哉がレビューする。

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