
色と光を考察する三部作が完結。写真家・濱田祐史の個展「 K 」をチェック
写真家・濱田祐史の個展「 K 」が、東京・東麻布のPGIで開催される。会期は12月12日~2020年2月5日。

写真家・濱田祐史の個展「 K 」が、東京・東麻布のPGIで開催される。会期は12月12日~2020年2月5日。

戦後に制作された墨画的表現を概観する展覧会「墨画×革命:戦後日本画の新たな地平」が、富山県水墨美術館で開催されている。会期は11月15日~12月8日(前期)、12月10日~2020年1月13日(後期)。

東京都現代美術館で現在開催中の「MOTアニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影」に参加している、大谷将弘と今福華凜によるファッションレーベル・PUGMENT(パグメント)。ファッションの機能や身体性に注目したアプローチで、現代美術の文脈においても注目されてきたPUGMENTに話を聞いた。なお、PUGMENTが単一のプロジェクトであることを考慮し、大谷・今福の発言は区分せず統一して記載する。

今日の日本のサービスの礎を築きあげたクラシックホテルに焦点を当てる展覧会「クラシックホテル展ー開かれ進化する伝統とその先ー」が、東京・品川の建築倉庫ミュージアムで開催される。100年の時を越えて愛されるクラシックホテルの魅力は何か? 会期は2020年2月8日~5月31日。

日本で経験した避難訓練から着想され、ナイル・ケティングの個展「Remain Calm」が、上海の西岸美術館(ウェストバンド・ミュージアム)で2020年1月8日まで開催されている。本展では、大災害のあとに洪水で美術館が浸水し、「スマートホーム」技術が人々や作品の世話を行うことを想像したパフォーマティヴ・インスタレーションを発表する。

2016年の「さいたまトリエンナーレ2016」を前身とした「さいたま国際芸術祭2020」が、2020年3月14日 より行われる。これを前に、全参加作家のラインナップが発表された。

写真家に贈られる賞のなかで最大といわれるハッセルブラッド賞の受賞経験もある旧ソビエト、ウクライナ出身の写真家ボリス・ミハイロフ。その新刊『Yesterday’s Sandwich Ⅱ』が、SUPER LABOより刊行された。明確な意図と偶然性が編み出すシュールな世界観に注目だ。

マウリツィオ・カテランがアートフェア「アート・バーゼル・マイアミ・ビーチ」で発表した彫刻作品《Comedian》(2019)。本物のバナナをスコッチテープで壁に貼り付けたこの作品をめぐる、一連の出来事をまとめる。

アーティスト・松田将英が、サブスクリプション方式の参加型作品《White Magazine》を発表。現在、本作を空間化した同名の個展が、東京・外苑前のEUKARYOTEで開催されている。3階建ての同ギャラリーの構造を活用した展示構成。会期は12月22日まで。

写真家・荒木経惟が、フリーになる1964年から71年にかけての間、「月光荘」のスケッチブックに個人的な習作として撮り溜め、自らレイアウトしたというスクラップブック全26冊が倉庫から突然発見された。これらは「月光写真」と題され、1冊の写真集となった。これまでほとんど発表されることのなかったアラーキーの原点とは何か?

神話性や象徴性をテーマのひとつとし、日本とも関わりの深いイタリア現代陶芸の巨匠、ニーノ・カルーソ。92点の代表作やデザインワーク、スケッチでその造形世界を回顧する展覧会「記憶と空間の造形 イタリア現代陶芸の巨匠 ニーノ・カルーソ」が、京都国立近代美術館で開催される。会期は2020年1月4日~2月16日。

渋谷パルコにオープンした「OIL by 美術手帖」ギャラリーで、個展「The Sun, Folded.」を開催中の玉山拓郎。これまで日用品などのファウンドオブジェクトを用いた展示や、強烈な色に照らされた空間的作品が注目されてきた玉山が、最新作となる本展では映像を用いたインスタレーションを発表。「いま、自分の使う要素がものすごく整理されている」という作家に、その方法論や現在地を問う。

東京・銀座にあるクリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデンの2会場で、167人のクリエイターと京都の職人がコレボレーションした風呂敷を展示するチャリティ展覧会「ふろしき百花店」が始まった。

ラフォーレ原宿は、12月6日にB1Fの男女ギャラリートイレをリニューアルオープン。現在ここで、浅野忠信の作品が展示されている。

1988年から約5年半の間、アメリカのハーレムに生活の拠点を置き、同地を撮影し続けた写真家・内藤カツ。今回その日本初個展「Once in Harlem」が、東京の伊勢丹新宿店メンズ館2階のギャラリースペース「ART UP/アートアップ」で開催される。会期は12月11日~31日。

名画の登場人物や歴史上の人物に扮したセルフ・ポートレイト作品で知られる森村泰昌。その個展「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私」が、原美術館で開催される。本展では映像作品のほか、森村自身によるレクチャーパフォーマンスも発表。会期は2020年1⽉25⽇〜4⽉12⽇。

メディア・アート、パフォーマンス、映像、彫刻など様々な形態で制作を行い、近年は自身のアバターなどを用いた一連の作品で、現実空間と仮想空間の境界を探ってきた谷口暁彦。その初となる劇場作品『やわらかなあそび』が、11月9日〜10日にフェスティバル/トーキョー19のプログラムとして、東京・池袋のシアターグリーンで上演された。本作を、アーティストの永田康祐がレビューする。

東京・神宮前のワタリウム美術館で、フランスを代表するアーティストであるフィリップ・パレーノの日本における美術館初個展「オブジェが語りはじめると」が開催。1994年から2006年にかけて制作された作品(オブジェ)が再構成されて並ぶ本展を通じ、パレーノは何を見せるのか? 来日したパレーノが親交のあるアーティスト・島袋道浩とともに「展覧会」や「アート」の在り方について語り合った。

SCAI THE BATHHOUSEが設立30周年を記念し、アメリカのコンセプチュアル・アーティストであるジェームス・リー・バイヤースの個展「奇想詩」を開催(2020年1月24日〜2月29日)。あわせてSCAI PARK、駒込倉庫でも「SCAI 30th Anniversary Exhibition」が行われる。

あらゆる表現が集まるプラットフォームの構築を目指し、2016年にスタートしたトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)の企画公募プログラム「OPEN SITE」。第4回目は、YOF(大原崇嘉+古澤龍+柳川智之)や海野林太郎による個展などが選出された。