
令和4年度芸術選奨が発表。美術の大臣賞に栗林隆と沢村澄子、新人賞には中﨑透が選出
文化庁が令和4年度(第73回)の芸術選奨受賞者を発表。美術部門では文部科学大臣賞に栗林隆と沢村澄子、文部科学大臣新人賞には中﨑透が選ばれた。

文化庁が令和4年度(第73回)の芸術選奨受賞者を発表。美術部門では文部科学大臣賞に栗林隆と沢村澄子、文部科学大臣新人賞には中﨑透が選ばれた。

公益財団法人東京都歴史文化財団は、 18歳以下の若年層が気軽に文化に親しむ機会を創出する取り組みとして、 都立美術館・博物館で「Welcome Youth(ウェルカムユース) -2023 春-」事業を実施する。期間は3月18日~4月2日。

東京都人権プラザの主催事業として開催されたアーティスト・飯山由貴の企画展「あなたの本当の家を探しにいく」。この展示の附帯事業として上映とトークが予定されていた映像作品《In-Mates》(2021)に対し、東京都人権部が作品上映を禁止する判断を下した。3月1日、この「検閲」についての署名と意見書が人権部に提出された。

ルーヴル美術館の膨大なコレクションから「愛」をテーマにした73点の絵画を紹介する「ルーヴル美術館展 愛を描く」が国立新美術館で始まった。本展の見どころをレポートする。

第7回
文化研究者であり、『現代美術史──欧米、日本、トランスナショナル』や『ポスト人新世の芸術』などの著書で知られる山本浩貴が、現代アートの「なぜ」を10ヶ月かけてわかりやすく解説する連載。第7回は、現代アートの歴史の「語り」の複数性を紐解く。

山梨県立美術館で、新たな企画シリーズとなる「LABONCHI(ラボンチ)」の第1弾となるたかくらかずきの個展「メカリアル」が始まった。リアルとバーチャルの両面で展開する本展の様子をお届けする。

第11回
2022年2月末から海外研修先として、黒海とカスピ海のあいだにある小国・ジョージアに滞在している画家の庄司朝美。渡航直前の2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始された。隣国ともいえるウクライナの情勢を身近に感じながら、独自の文化を育んできたジョージアの首都トビリシからお届けする連載。写真や絵や野焼きの話。

2023年3月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

ロシアのウクライナ侵攻開始から1年。バンクシーがキーウ近郊で描いた作品の切手が発売された。

「NO MUSIC, NO LIFE.」をはじめとした「音楽が聴こえてくるような躍動感のあるポートレート」で、それまでにない新しいスタイルを打ち出した写真家・平間至。その個展「平間至展 写真のうた -PHOTO SONGS-」が東京・渋谷のヒカリエホール ホールBで開催される。

2023年2月10日よりオランダのアムステルダム国立美術館で開催されている史上最大規模のフェルメール展。ここに《真珠の耳飾りの少女》を出品しているマウリッツハイス美術館が、その「不在」を大胆な展示へと変えた。

東京綜合写真専門学校の創設者であり写真評論家として活躍した重森弘淹による批評誌『写真批評』(東京綜合写真専門学校出版局)が、50年ぶりに復刊を果たした。

「デザイン」を幅広い視点からとらえ、そのコレクションから様々なデザインの様相をひも解く展覧会「造形紀行『デザイン』の楽しみ」展が大分県立美術館で開催されている。会期は4月10日まで。

2025年、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)が新しい収蔵品施設「V&A East Storehouse」をオープン。なかでも、デヴィッド・ボウイに関する8万点以上のアーカイヴ資料を一般公開するデヴィッド・ボウイ・センターが新たに設立される。

イサム・ノグチが用いた道具を紹介する展覧会「イサム・ノグチTOOLS」が竹中大工道具館で開催される。ノグチが使用した「道具」を通して、作品の制作過程における「素材」と「技術」の関係を紐解く。会期は3月4日〜5月7日。

デザインエンジニアであり東京大学で教鞭を執る山中俊治が2022年度いっぱいで退職する。これに伴い、最終講義に代わり行われた「最終展示」の会場で山中にインタビュー。元教え子でアシスタントでもあったデザインライター・角尾舞が、山中の思想に切り込んだ。

「二本画」という独自のスタイルで絵画の地とスケールの関係性を追求する画家・法貴信也。その3年ぶりに開催された2つの個展から、それぞれ西洋美術史と東洋美術史への応答を読み取る、美術評論家・清水穣のレビューをお届け。

第2回
全国の美大図書館司書による選書を紹介する「美大図書館の書架をのぞく」シリーズは、アートをもっと知りたい、アートも本も好きな読者に向けた連載企画。第2回目は、東京・小平にある武蔵野美術大学 美術館・図書館におすすめの本を聞いた。

第8回
展覧会の運営、アートマーケットの運用、コレクターのサポートなど、アートに携わる様々な仕事を紹介する「アートの仕事図鑑」。今回は美術館・博物館の展覧会PR業務に携わる共同ピーアール株式会社の三井珠子に話を聞いた。

1月14日から愛知県美術館で行われている「展覧会 岡本太郎」において、作品が損壊される事件が発生した。