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2018年展覧会ベスト3 (キュレーター・服部浩之)

数多く開催された2018年の展覧会のなかから、6名の有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回はインディペンデント・キュレーターの服部浩之編をお届けする。

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2018年展覧会ベスト3 (美術評論家・清水穣)

数多く開催された2018年の展覧会のなかから、6名の有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。まずは美術評論家・清水穣編をお届けする。

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シーレとバスキア。パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンで2つの回顧展が開催

20世紀初頭と終盤、当時のヨーロッパとアメリカの文化的中心で、都市の渾沌と若き情熱に浮かされた二人の画家がいた。ウィーンのエゴン・シーレとニューヨークのジャン=ミシェル・バスキア。二つの回顧展を同時に見られる稀有な機会がパリで実現した。世紀をかける夭折の天才をつなぐ線を見つけてみたい。

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1位はレアンドロ・エルリッヒ展の61万人。2018年美術展覧会入場者数 TOP10

2018年の美術館展覧会を数字で回顧。日本全国の美術館・博物館で行われた展覧会のなかから、入場者数TOP10を紹介する。※対象展覧会は2018年1月1日〜12月3日の期間に開催されていたもので、2017年から会期がまたいでいるものも含む。12月18日時点で回答がなかったもの、ウェブサイト公開不可のもの、入場者数を公表していないものは含まない。またジャンルは美術、あるいはそれに準ずるものに限る。

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脅かされるアーティストたち。ニューヨーク・ロングアイランドシティに見るジェントリフィケーションの実態

2018年11月、米ネット通販大手のアマゾンがニューヨーク市のロングアイランドシティに第2本社を設置することを明らかにした。MoMA PS1がある同地は、多くのアーティストたちの活動拠点でもある。アマゾン進出は同地を活性化させることが期待されているが、そのいっぽうでアーティストたちにとっては家賃の高騰など、脅威となる可能性も孕む。ニューヨークで起こりつつあるジェントリフィケーションの実態を、現地からレポートでお届けする。

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武田砂鉄とナカムラクニオが語る、資生堂ギャラリー100年の歴史とこれから(後編)

東京・銀座の資生堂ギャラリーで開催中の開廊100周年記念展「それを超えて美に参与する 福原信三の美学 Shinzo Fukuhara / ASSEMBLE, THE EUGENE Studio」。この関連企画として11月22日、同ギャラリーで6次元主宰のナカムラクニオとライターの武田砂鉄、そして同ギャラリー学芸員の伊藤賢一朗によるトークイベント「福原信三の場づくりから考える、21世紀型サロン」が開催された。福原信三が行ってきた活動、そして資生堂ギャラリーの役割などについて語られた前半に続き、後編では「サロン」や銀座が持つ可能性について語られた。

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武田砂鉄とナカムラクニオが語る、資生堂ギャラリー100年の歴史とこれから(前編)

東京・銀座の資生堂ギャラリーで現在開催中のギャラリー開廊100周年記念展「それを超えて美に参与する 福原信三の美学 Shinzo Fukuhara / ASSEMBLE, THE EUGENE Studio」。この関連企画として11月22日、同ギャラリーで荻窪のブックカフェ「6次元」主宰のナカムラクニオとライターの武田砂鉄、そして同ギャラリー学芸員の伊藤賢一朗によるトークイベント「福原信三の場づくりから考える、21世紀型サロン」が開催された。その様子を、前後編でお届けする。

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「画家の王」ルーベンスとイタリア。その芸術形成のプロセスを読み解く

17世紀ヨーロッパを代表する画家、ペーテル・パウル・ルーベンス。その作品をイタリアとの関わりに焦点を当てて紹介する展覧会「ルーベンス展―バロックの誕生」が国立西洋美術館で2019年1月20日まで開催されている。本稿では、同展の見どころとともに、ヨーロッパ美術史に後々まで大きな影響を与えたルーベンスの芸術の形成過程をアートライターのverdeが紹介する。

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ハーストからマッギンレーまで。世界的アーティストが手がけたミュージックビデオをピックアップ

1990年代から2000年代に発表された、世界的アーティストが手がけたミュージックビデオをピックアップ。巧妙な映像コラージュが楽しい作品から、フェミニズムや大衆文化に言及する名作まで、各楽曲の世界観を後押ししたアートワークを紹介する。

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ダークツーリズムから月岡芳年まで。12月号新着ブックリスト(2)

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。ドゥルーズの『シネマ』をひもとく論考から月岡芳年研究まで、『美術手帖』12月号に掲載された注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

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注目のドゥルーズ論から「原爆堂」まで。12月号新着ブックリスト(1)

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。ドゥルーズの『シネマ』をひもとく論考から月岡芳年研究まで、『美術手帖』12月号に掲載された注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

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