グッゲンハイム・アブダビ(アブダビ/12月11日)
アラブ首長国連邦(UAE)のサディヤット文化地区に、グッゲンハイム・アブダビが12月11日に開館する。

アブダビ文化観光局とソロモン・R・グッゲンハイム財団の協働による近現代美術館で、1960年代以降の美術を対象に、とくに西アジア、北アフリカ、南アジアとその周辺地域に焦点を当てる。年代や地域による直線的な美術史ではなく、異なる文化圏にまたがる作家や芸術運動の系譜、ネットワーク、交流を提示することを特徴とする。
建築を手がけたのはフランク・ゲーリー。中央アトリウムを囲む30のギャラリーと10基の彫刻的なコーンからなり、屋内展示面積は1万1600平米、屋外展示スペースは2万3000平米、総延床面積は8万平米に達する。2009年から形成されてきたコレクションでは、絵画、彫刻、インスタレーション、写真、映像、ニューメディアなどを横断しながら、抽象、ポピュラーカルチャー、土地、言語、物語などを切り口に1960年代以降の美術を紹介する。
住所:Saadiyat Cultural District, Saadiyat Island, Abu Dhabi, United Arab Emirates
パワーハウス・パラマタ(シドニー/2026年後半)
オーストラリア・シドニー西部のパラマタ川沿いに、新たな文化施設パワーハウス・パラマタ(Powerhouse Parramatta)が今年後半に開館する。

シドニー・オペラハウス以来、オーストラリア最大規模の文化インフラ・プロジェクトとされ、約3万平米の建築を日仏の建築設計事務所モロー・クスノキとオーストラリアのGentonが手がけた。急速な人口増加と多文化共生が進む西シドニーに建設される初の州立文化施設でもあり、アート、デザイン、科学、テクノロジーを横断するパワーハウスの50万点以上のコレクションへのアクセスを大幅に拡大する。
館内には、高さ18メートル、2000平米超というオーストラリア最大級の柱のない展示空間を設置。オープニング展は、人類が重力を克服し、飛行や宇宙への旅を追求してきた歴史をたどる大型没入型の展覧会「Task Eternal」が開催される。開館に向けて5つの大型国際展の準備も進められている。
住所:Parramatta, New South Wales, Australia



















