KANAL(ブリュッセル/11月28日)
ベルギー・ブリュッセルに、近現代美術と建築を扱う大型文化施設「KANAL」が11月28日に開館する。

約4万平米におよぶ旧シトロエン工場を改修する欧州最大級のミュージアム・プロジェクトで、建築はEM2N、noAarchitecten、Sergison Bates architectsによる共同チーム「Atelier Kanal」が担当。5フロアの展示空間に加え、映像・パフォーマンス施設、ワークショップやコミュニティスペース、建築部門「KANAL Architecture」などを備え、美術館の枠を超えた文化拠点を目指す。
ポンピドゥー・センターとの長期的な協働による開館展「A truly immense journey」では、同館やKANALなどのコレクションから350点以上を紹介。リジア・クラーク、ソニア・ドローネー、アルベルト・ジャコメッティ、アンリ・マティスから、サミー・バロジら現代作家までが並ぶ。このほか個展やグループ展、コミッション、ダンス、映画、音楽など、多岐にわたるプログラムが展開される。
住所:Sainctelettesquare 11–12, 1000 Brussels, Belgium
ロンドン博物館(ロンドン/11月28日)
ロンドンの都市史を紹介するロンドン博物館が11月28日、スミスフィールドの歴史的なジェネラル・マーケットに移転開館する。

1883年に開業したヴィクトリア朝の市場建築を約10年かけて再生する4億3700万ポンド規模のプロジェクトで、設計をスタントン・ウィリアムズとアシフ・カーン、保存修復をジュリアン・ハラップが担当。30年以上使われていなかった建物を再び公共空間へと開き、美術館であると同時に、市民が集い、イベントや文化を体験する「ロンドンのためのソーシャルスペース」として位置づける。
館内は、現在のロンドンを映し出すエントランス「Real Time」、イベントや大型展示を展開する「Our Time」、地下の常設展示「Past Time」の3つを中心に構成。単一の都市に関するものとして世界最大という約700万点のコレクションから、ローマ時代の資料、1912年にロンドンの中心部チープサイドで発見された約500点におよぶ宝石・宝飾品のコレクション「チープサイド・ホード」、女性参政権運動の資料、チャールズ1世の処刑時の衣服などを通じ、先史時代から現代まで約45万年に及ぶロンドンの歴史を紹介する。
住所:Smithfield, London EC1 9AG, UK



















