小泉明郎「帝国は今日も歌う」展で垣間みる、日常に潜む文化の暴力

無人島プロダクション+小泉明郎スタジオの共同企画として、小泉明郎展「帝国は今日も歌う」が原宿のVacantで開催される。本展では、2016年にオランダのデ・ハーレン・ハーレム美術館での小泉個展で発表した新作映像インスタレーション《夢の儀礼─帝国は今日も歌う─》が日本初公開される。

NEWS / EXHIBITION

第13回

ミヤギフトシ連載13:「アメリカの風景」 何かに触れずに、それについて語ること

アーティストのミヤギフトシによるブックレビュー連載。今回は、『文藝』(河出書房新社)2017年夏季号に掲載された初めての小説作品「アメリカの風景」について、ミヤギ自身が語る特別編。小説の舞台でありミヤギが子ども時代を過ごした土地、沖縄・那覇の風景とともに、物語の背景を振り返ります。

芸術祭に行く前に! 2016→2017の動向を考える

北は札幌から南は鹿児島まで、今年も数多くの芸術祭・国際展が開催される。そこで、2016年の芸術祭・国際展を基本データ含めて振り返り、その傾向を考えるとともに、2017年のラインナップを紹介する。

INSIGHT

美の預言者「ナビ派」が追求した 新たな美の世界

現在、三菱一号館美術館で「オルセーのナビ派展」が開催されている。19世紀末のパリで、伝統に反発し新たな美の創造を目指した「ナビ派」。近年、再評価の動きが高まりつつある彼らの歩みを、今回の展覧会でも見ることのできる重要作を通してたどる。

INSIGHT