
現代美術に寄与してきた作家に迫る。1月号新着ブックリスト
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2018年1月号では、芸術理論や作品集など、幅広い視点から芸術を考える4冊を取り上げた。

『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2018年1月号では、芸術理論や作品集など、幅広い視点から芸術を考える4冊を取り上げた。

伝統的な油彩画の技法で心象風景を描く桑久保徹が、小山登美夫ギャラリーで個展「A Calendar for Painters Without Time Sense 1. 3. 4. 5. 7. 8」を開催。尊敬する画家の生涯をひとつのキャンバスに込めて描いた「カレンダーシリーズ」を発表する。会期は2018年1月20日〜2月17日。

文化庁メディア芸術祭受賞作品を中心とする企画展、文化庁メディア芸術祭京都展「Ghost(ゴースト)」がロームシアター京都で開催される。会期は2018年1月14日〜2月4日。

数多く開催された2017年の展覧会のなかから、6名の有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は豊田市美術館学芸員・能勢陽子編をお届けする。

2017年1月のトランプ政権発足後、アメリカでは人種・文化・宗教・ジェンダーを巡る衝突がより顕在化し、異なる意見を受け入れる寛容さが急速に失われつつある。アートの世界では「検閲」というかたちで、この状況を目にすることが多くなった。本記事では、「検閲」という観点から、2017年ニューヨークで論議を呼んだ展示を振り返る。

第28回
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2018年1月号の「今月の1冊」は、南嶌宏の著書『最後の場所 現代美術、真に歓喜に値するもの』を取り上げた。

猫や花、鳥など身近な存在を描き続けたカナダの画家、モード・ルイス。その生涯を描いた映画『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』が2018年3月から公開される。

ベルリンを拠点に、ドキュメンタリーの手法をベースとした映像作品を制作している鈴木光が、KAYOKOYUKIで個展「MONTAGE」を開催する。会期は2018年1月6日〜2月4日。

月岡芳年や歌川広重などの浮世絵を通し、江戸時代の異性装の風俗を紹介する企画展「江戸の女装と男装」が太田記念美術館で開催される。会期は2018年3月2日〜25日。

フランスを拠点に活動するキュレーター、美術批評家のニコラ・ブリオーが、東京藝術大学で特別講義と講演会を開催。本格的なレクチャーとしては日本初の試みとなる。

建築家・隈研吾の初の美術館での個展「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」が東京ステーションギャラリーで開催される。会期は2018年3月3日〜5月6日。

数多く開催された2017年の展覧会のなかから、6名の有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は美術評論家・清水穣編をお届けする。

府中市美術館で展覧会「絵画の現在」が開催される。7組の作家を紹介し、絵画の「いま」を探る。会期は2018年1月13日〜2月25日。

年末年始の休暇には美術館に行きたい、という人も少なくないだろう。ここでは首都圏を中心に、年始も開館している主要な美術館をピックアップして紹介。お出かけの参考にしてもらいたい。

「もの派」の作家として知られる榎倉康二。その妻である榎倉充代が2000年に開廊した「スペース23℃」では、榎倉をはじめ、作家と生前交流のあったベテラン作家や、若手作家のグループまで、幅広い作品を紹介してきた。これまでの活動や現在について、榎倉充代に話を聞いた。

漫画家やイラストレーター、エッセイストなどとして幅広く活動するみうらじゅんが、川崎市市民ミュージアム(神奈川県)で「MJ’s FES みうらじゅんフェス!マイブームの全貌展 SINCE 1958」を開催する。会期は2018年1月27日〜3月25日。

数多く開催された2017年の展覧会のなかから、6名の有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回はインディペンデント・キュレーター長谷川新編をお届けする。

ポーラ美術館で、開館以来初めてのエミール・ガレの展覧会「エミール・ガレ 自然の蒐集」が開催される。会期は2018年3月17日〜7月16日。

2018年1月より公開される、ファッション・デザイナーのドリス・ヴァン・ノッテンに密着した初のドキュメンタリー映画『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』。ドリスも参加した07年の展覧会「スキン+ボーンズ――1980年代以降の建築とファッション」(国立新美術館、東京)を担当した国立新美術館主任研究員・本橋弥生が、本作の魅力を語る。

アメリカの写真家、ナン・ゴールディンが公式のInstagramをスタートさせた。投稿では、過去の作品も見ることができる。