
「Reborn-Art Festival 2021-22」の春会期が夏に延期。コロナ感染拡大を受けて
新型コロナウイルス感染者数の再増加などを受け、今年4月23日から分散開催の後半として予定されていた「Reborn-Art Festival 2021-22」の春会期が夏に延期されることが発表された。新会期は8月20日〜10月2日。

新型コロナウイルス感染者数の再増加などを受け、今年4月23日から分散開催の後半として予定されていた「Reborn-Art Festival 2021-22」の春会期が夏に延期されることが発表された。新会期は8月20日〜10月2日。

1932年2月9日に生まれたゲルハルト・リヒター。その90歳の誕生日にあわせ、ベルリンの新ナショナル・ギャラリーではこれまで刊行されたリヒターのアーティストブックなどの資料を一堂に紹介する展覧会「ゲルハルト・リヒター アーティストブック」が始まった。現地の様子をレポートでお届けする。

今年1月16日まで大阪市立美術館で開催された「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」が、東京の国立新美術館で開幕した。大阪展と比べて本展の見どころを、担当研究員・宮島綾子の言葉とともに紹介する。

昨年11月に死去したファッション・デザイナー、ヴァージル・アブローの没後初となる回顧展「Virgil Abloh: “Figures of Speech”」がニューヨークのブルックリン美術館で開催される。会期は7月1日〜2023年1月29日。

初台の東京オペラシティ アートギャラリーは、4月1日付で同館の新たなチーフ・キュレーターとして天野太郎が就任することを発表した。

2000年より毎年、世界的な建築家やアーティストにデザインを依頼するロンドン・サーペンタイン・ギャラリーのプロジェクト「サーペンタイン・パビリオン」。今年は、アメリカ人アーティストであるシアスター・ゲイツがそのデザインを手がける。

フランシス・ベーコンがこの世を去ってから30年が経ついま、ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツにて14年ぶりに展示が行われる。ベーコンの友人であったマイケル・ペピアットがキュレーターとして参加し、「人と獣」をテーマに初期の作品から晩年のものまでが並ぶ。

第1回
アーティストは日頃どんな場で、どのように創造をしているのか。アトリエを訪ねて、その場で尋ねてみたい。あなたはどうしてこんなところで、そんなことをしているのですか?と。今回赴いたのは、半世紀にわたり現代美術の最前線を歩き続ける、菅木志雄さんの創造の現場である。

第49回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第49回は、仕事の傍ら鮮やかなプラスチック製のオモチャなどによって立体作品をつくり続ける杉澤佑輔さんを紹介する。

東京・天王洲に位置する「WHAT MUSEUM」で開催中の大林コレクション展「Self-History」の関連イベントとして、現代アートコレクター・大林剛郎と高橋龍太郎によるトークイベント「Collector’s Talk」が1月27日に開催された。その様子をレポートする。

「OIL by美術手帖」がアーティストの対談と作品紹介を行う企画をスタート。第1弾では、上野裕二郎とsumaが登場。沖縄県立芸術大学の先輩と後輩にあたるふたりは大学卒業後、ともに東京藝術大学の大学院に進学。現在は、アトリエをシェアしながら制作を続けるふたりの、アートにかける思いをお届けする。

東京都は2030年度までの都の文化行政の方向性・重点的に取り組む施策を示した「東京文化戦略2030(案)」を取りまとめた。現在、同案に対するパブリックコメントの募集が行われている。

ギャラリー無量(富山)にて2021年秋、公募プログラムで採択された松江李穂による企画展が開催された。1990年代生まれの作家4人が出品した本展について、国際芸術センター青森[ACAC]学芸員の慶野結香がレビューする。

今週開幕した展覧会と来週にかけて閉幕する展覧会のなかから、とくに注目したい4つをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

横浜市のKAAT神奈川芸術劇場で鬼頭健吾による新作インスタレーションを展示する「Lines」が開催される。会期は5月1日~6月5日

金沢21世紀美術館にて、長島有里枝がゲストキュレーターを務める「ぎこちない会話への対応策─第三波フェミニズムの視点で」展と「フェミニズムズ/FEMINISMS」展が同時開催されている。ともにフェミニズムをテーマとした2展について、美術・舞台芸術批評の高嶋慈がレビューする。

インド初の南アジア視覚文化にフォーカスしたミュージアム「Museum of Art and Photography」が、今年後半にオープンする。正式な開館に先立ち、大英博物館など海外の博物館と提携してコレクションをオンラインで公開している。

美術家・松澤宥の生誕100年を記念し、出身地であり生涯の活動拠点でもあった長野・下諏訪町各所で、芸術祭「松澤宥 生誕100年祭」が開催されている。

日本現代美術を代表する作家のひとり・菅木志雄。その出身地にある岩手県立美術館では現在、「開館20周年記念 菅木志雄展〈もの〉の存在と〈場〉の永遠」が開催中だ。半世紀以上にわたる菅の仕事が、様々な手法の作品約120点により紹介されている。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により開幕日が延期されていた「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」が、新たな会期を発表した。新会期は2月10日〜4月3日。