シェル美術賞から改称。「Idemitsu Art Award 2022」が作品募集を開始

出光興産株式会社は、次代を担う若手作家の発掘・育成を目的とする「Idemitsu Art Award 2022」の作品募集を開始した。本アワードは「シェル美術賞」を改称したもの。

Idemitsu Art Award 2022 ロゴ

 出光興産株式会社が主催しする40歳までの若手作家を対象とする公募展で、1956年にスタートした「シェル美術賞」が今年、名前を変えて新たなスタートを切る。

 新名称は「Idemitsu Art Award」。対象はこれまで同様、40歳までの若手作家となるが、グランプリの賞金はこれまでの100万円から300万円に増額。25歳以下の出品は無料(1点まで無料、2点目以降は有料)となる。

 募集作品は平面作品で、ワイヤーによる壁面展示が可能なもの。また2020年以降に制作された新作で、他の公募展等で入選していない作品となる。応募締め切りは8月26日。

 今回の審査員を務めるのは、木村絵理子(横浜美術館主任学芸員)、正路佐知子(福岡市美術館学芸員)、桝田倫広(東京国立近代美術館主任研究員)、鷲田めるろ(十和田市現代美術館館長)、青木恵美子(画家、シェル美術賞2010年審査員賞受賞)の5名。

 展覧会は12月14日~12月26日の会期で、国立新美術館で開催。グランプリ1点(賞金300万円)のほか、審査員賞5点(各30万円)、学生特別賞1~2点(各10万円)、入選(40~50点)、オーディエンス賞1点が選出される。

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