
昭和初期の東京を描いた「日本のゴッホ」長谷川利行の回顧展が開催。新発見の大作とともに画業をたどる
昭和初期の東京を自由奔放な筆致と明るい色彩によって描いた画家・長谷川利行の回顧展が全国5ヶ所で開催される。2018年3月24日〜4月22日開催の福島県立美術館を皮切りに、東京、愛知、福岡、栃木を巡回する。

昭和初期の東京を自由奔放な筆致と明るい色彩によって描いた画家・長谷川利行の回顧展が全国5ヶ所で開催される。2018年3月24日〜4月22日開催の福島県立美術館を皮切りに、東京、愛知、福岡、栃木を巡回する。

「光」への関心から、蛍光塗料やディスプレイを用いた作品を発表するHouxo Queが、アーツ千代田 3331のGallery OUT of PLACE TOKIOで個展を開催。iPhoneやiPadを支持体に描く新作シリーズを発表する。会期は2018年3月2日〜4月1日。

第29回
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2018年2月号の「今月の1冊」は、美学者・谷川渥の著書『芸術表層論』を取り上げた。

戦後フランス美術史の出発点となったベルナール・ビュフェと、《原爆の図》で知られる丸木位里・俊夫妻。戦争の記憶を描いた3人に注目した展覧会「開館45周年記念展 絵画と想像力 ベルナール・ビュフェと丸木位里・俊」が、ベルナール・ビュフェ美術館で開催される。会期は3月17日〜6月12日。

ファッションブランド・ロエベが2016年にスタートした「ロエベ クラフト プライズ」の第2回ファイナリストが発表。日本からは最多となる4名がノミネートされた。

イギリスのマンチェスター市立美術館が、 J. W. ウォーターハウスの《ヒュラスとニンフたち》(1896)の一時的な撤去に乗り出し、騒動となっている。

写真を主な制作手法としながら、「生命」や「宇宙の起源」をテーマとした作品を手がけてきた野村仁が、大阪のアートコートギャラリーで個展を開催。会期は2月17日〜3月17日。

オンラインジャーナル「e-flux」の創始者として知られるアーティスト、アントン・ヴィドクルが2017年11月から12月にかけ東京・浅草のギャラリーASAKUSAで個展「ロシア宇宙主義:三部作」を行った。20世紀初頭に発生し、ロシアの知識人たちに多大な影響を与えた「ロシア宇宙主義」。ヴィドクルはなぜこれを作品に取り込んだのか? 気鋭のロシア文学者・乗松亨平が来日したヴィドクル本人に話を聞いた。

横尾忠則現代美術館(兵庫・神戸)は2017年に開館5周年を迎えた。同館はそれを記念して、2月24日より「横尾忠則の冥土旅行」を開催する。本展は5月6日まで。

写真家の蜷川実花が「蜷川実花写真展 UTAGE 京都花街の夢」を、京都駅ビル内に位置する美術館「えき」KYOTOで開催。京都の花街や景色を撮影した新作を初公開する。会期は4月14日〜5月13日。

2018年も「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」をはじめ、日本全国で多くの芸術祭が開催される予定だ。そこで、2017年の芸術祭・国際展を概要とともに振り返り、その傾向を考えるとともに、2018年のラインナップを紹介する。

グラフィック界の次世代を担う若手を発掘することを目的に、ガーディアン・ガーデンが主催する公募展「1_WALL」。第18回のファイナリスト6名によるグループ展が、2月20日から3月16日まで開催される。

身体の交わりや、事物の交接をモチーフに作品を制作、発表する小泉圭理の個展が目白・TALION GALLERYで開催。「うつわ」を主題とした新作を発表する。会期は2018年2月24日〜3月25日。

アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)が2月18日に、東京・青山のスパイラルホールで「新しい社会システムの表現者たち―領域を超えたアプローチが導く文化と都市の未来」と題したオープンフォーラムを開催。2015年にイギリスのターナー賞を受賞した「Assemble」のメンバーも登壇する。

世界最大の半島であり、古代より様々な文明と人々が行き交ったアラビア半島。その歴史と文化を、サウジアラビア王国の至宝を通して知ることのできる「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」が東京国立博物館 表慶館で開催中だ。400件を超える貴重な文化財が集まるこの展覧会の様子を、レポートでお届けする。

江戸の風景をみずみずしく描写し、晩年まで創作意欲の衰えることのなかった歌川広重。そんな広重の名作シリーズ「名所江戸百景」全点が、没後160年を記念し一挙に公開される。会期は2018年4月1日~5月27日。

時間や経験は「同じもの」を「別のもの」へ変化させるか。オリジナルと複製が持つ価値を問い直す山本隆博の個展「-Aging painting-」が開催される。会期は2018年2月13日~2月21日。

上村松園が1936年に制作した《序の舞》(重要文化財)の修理が完了したことを受けて、江戸時代から昭和戦前期までの美人画の歴史をたどる展覧会「東西美人画の名作 《序の舞》への系譜」が開催される。会場は東京藝術大学大学美術館、会期は3月31日〜5月6日(展示替えあり)。

19世紀末〜20世紀前半のフランスで活躍し、「日本かぶれのナビ」「色彩の魔術師」の異名でも知られる画家、ピエール・ボナール。日本で14年ぶりとなる大回顧展が、今年9月から東京・六本木の国立新美術館で開催される。

近年、所蔵作品のデジタルアーカイブ化を進めているみずのき美術館で、2月3日より「アーカイブ」に光を当てた展覧会「アーカイブをアーカイブする」が開催される。本展は3月25日まで。