MAGAZINE

「惑星ザムザ」展キュレーター、布施琳太郎からの応答。「最高速度で移動し、喘ぐ『キメラ』──今日の芸術の置かれた状況について」

布施琳太郎によるキュレーションで17名の作家が参加した、製本印刷工場跡地でのグループ展「惑星ザムザ」。批評家・キュレーターの石田裕己によるレビューをはじめ、本展に対して提示された様々な論点について、布施が応答する。

REVIEW

PREMIUM

「空虚に肉体を与えるようなものを集める」。伝説のデザイナー、アクセル・フェルフォールドが語る美意識

日本の美学を重要なインスピレーション源とし、インテリアデザイナー、アンティークディーラー、アートコレクターなど様々な肩書を持って名声を博すアクセル・フェルフォールド。デザイン、ギャラリー、骨董品など多岐にわたって展開されている事業や、日本のアートと哲学に対する思いなどについてフェルフォールドにメールインタビューを行った。

INTERVIEW

PREMIUM

19世紀フランスに生まれたもうひとつの潮流。「最後の印象派」たちの世界をたどる

19世紀末から20世紀前半のフランスで活動したアンリ・ル・シダネル(1862〜1939)とアンリ・マルタン(1860〜1943)。ふたりをあわせて紹介する初の展覧会「シダネルとマルタン展─最後の印象派、二大巨匠─」がSOMPO美術館で6月26日まで開催中だ。キュビスムやフォービスムなど20世紀の新たな潮流が生まれるなか、ふたりはどのようにして「最後の印象派」となっていったのか。

INSIGHT

リゾーム、あるいは自叙伝としてのインスタレーション。ラシード・ジョンソン《Plateaus》におけるアイデンティティの表現

表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京に、アフリカ系アメリカ人アーティスト、ラシード・ジョンソンのインスタレーション《Plateaus》が出現した。本展は、2014 年にルイ・ヴィトン財団がパリに開館した、フォンダシオン ルイ・ヴィトン所蔵のコレクションを国際的に紹介する「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環として企画された。本作を文化研究者の山本浩貴が読み解く。

INSIGHT / PROMOTION

衣装の代表作からN°5香水瓶、アクセサリーまでが集結。三菱一号館美術館でのシャネル展の詳細が発表

「20世紀でもっとも影響力の大きい女性デザイナー」と称されるガブリエル・シャネル(1883~1971)。今年6月より三菱一号館美術館で開催される、その日本では32年ぶりとなる回顧展「ガブリエル・シャネル展 Manifeste de mode」の詳細が明らかにされた。

NEWS / EXHIBITION