鮮やかな色彩と軽快なストロークから生み出される、時代性を反映したペインティングをはじめ多方面で活動するアーティスト・SHUN SUDO。 その個展「ART LAND」が、SUDO初となる東京・青山のスパイラルガ ーデンにて開催される。会期は2023年1月12日〜24日。
SHUN SUDOは、1977年東京生まれ。ニューヨークで開催された初個展「PAINT OVER」以来、フロリダ、東京、上海などでも作品を発表し、マーケットでもその存在感を高めてきた。
その作品は、壁画や「ポップ・アート」の系譜を引き継ぎながら社会・政治的状況に対する批評性を内包する絵画群だけでなく、AppleやNIKE、SONYなどの企業とのコラボレーションまで多岐にわたっている。
本展では、作家が近年発表し続けているキャンバスを様々な形にくり抜いたシェイプドキャンバスのボタンフラワー作品を中心に、新作約20点を発表する。
ストリートアート的なポップさと即興性、水墨画を思わせる力強くも繊細なタッチにより描かれる「ボタンフラワー」は、人々に笑顔と癒しを与える花と衣服の布と布をつなぎ留めるボタンに、SHUN SUDOの芸術表現のあり方を重ね合わせたSUOD作品のアイコン的なモチーフだ。
さらに、デビュー以降発表してきた作品やラフスケッチ、クマ型ブロックタイプフィギュア「ベアブリック」や、栗原たおが手がけるブランド「タオ(tao)」とのコラボレーションプロダクトも展示されるという。
また、本展の開催を記念してオリジナルグッズの販売も実施。ラインナップは、Tシャツ、マグカップ、 ポストカードセット(2種)で、いずれも数量限定、無くなり次第販売終了。
本展の開催に寄せてSHUN SUDOは以下のようにコメントを寄せている。
アートってやっぱりすごいと思った。その楽しさはどこまでも無限で、もしかしたら僕が思っている以上の可能性を秘めているのかもしれない。
楽しさのその先に、僕はいま向かっているのだと思う。このART LAND は、その未来を、可能性を知るための展覧会だ。そしてこの ART LANDを通して、いっしょにアートの旅をしてくれる仲間が少し でも増えてくれたらうれしいし、僕はもっと自由になれる気がする。 (本人コメントより一部抜粋)
SHUN SUDOが愛してやまないアートの楽しさや可能性を表現した空間に足を運び、楽しくて自由なアートの「その先」を覗きこんでみてはいかがだろうか。