MAGAZINE

PREMIUM

第10回

金澤韻連載「中国現代美術館のいま」:都会の喧騒を離れた文化的ユートピア──アランヤ・アートセンター

経済発展を背景に、中国では毎年新しい美術館・博物館が続々と開館し、ある種珍異な光景を見せている。本連載では、そんな中国の美術館生態系の実態をインディペンデントキュレーター・金澤韻が案内。第10回は、2021年に開館した「アランヤ・アートセンター」をお届けする。

PREMIUM

第8回

日本最大級のミュージアムショップ。「SOUVENIR FROM TOKYO」に行くべき理由とは?

美術館・博物館に行った際にはセットで訪れることが多いミュージアムショップ。日本全国にあるミュージアムのなかからとくに注目したいものを、ミュージアムショップのプロである株式会社メソッド代表取締役・山田遊がバイヤー目線で紹介する。第8回は、国立新美術館の1階と地下1階で展開する「SOUVENIR FROM TOKYO」を取り上げる。

ガラス質の膜を介した身体性。銀座メゾンエルメス「エマイユと身体(からだ)」が開幕

銀座メゾンエルメス フォーラムで、火と空気によってガラス質へと変容するエマイユ(釉薬)に注目しながら、土と身体の関係を考察するグループ展「エマイユと身体(からだ)」が開幕した。参加アーティストはシルヴィ・オーヴレ、ジャン・ジレル、内藤アガーテ、ユースケ・オフハウズ、小川待子、フランソワーズ・ペトロヴィッチ、安永正臣。会期は9月17日まで。

NEWS / REPORT

PREMIUM

NY、3つの巨大アートフェアから見えた新たな潮流

ニューヨークを代表するアートフェアである「インディペンデント」「TEFAFニューヨーク」「フリーズ・ニューヨーク」。コロナ終息宣言を経たニューヨークのアート・フェアでは一体何が起こっているのか? その近況を、3つのフェアから読み解く。

INSIGHT

「サムライのおしゃれ」はどこで決まるのか。初の一般公開となる後藤象二郎のサーベルにも注目

サムライや江戸時代を生きた人々の「おしゃれ」に注目し、コレクションを紹介する特別展「サムライのおしゃれ―印籠・刀装具・風俗画―」が、東京・丸の内の静嘉堂文庫美術館で開幕した。注目は、2021年に東京・世田谷の静嘉堂文庫書庫から発見された、後藤象二郎がビクトリア女王より拝領したサーベルだ。本展が初の一般公開となる。

NEWS / REPORT

打楽器×エレクトロニクスで作曲。「Sound Around 003」がロームシアター京都で開催へ

ロームシアター京都 ノースホールで、関西音楽シーンを彩る異才たちによる作曲(コンポジション)プロジェクト「Sound Around 003」が開催される。メインアーティスト・構成に日野浩志郎を迎え、コラボレーションアーティストに古舘健、藤田正嘉、谷口かんな、前田剛史が名を連ねている。音響は西川文章が担当。上演は6月24日 19:00〜、6月25日 14:00〜。

NEWS / EXHIBITION