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第34回

針と糸から生まれた造形が問い直す美術の枠組み。大内曜が語る「刺繍―針がすくいだす世界」(東京都美術館)

美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第33回は、東京・上野の東京都美術館で開催中の上野アーティストプロジェクト2025「刺繍―針がすくいだす世界」(〜2026年1月8日)を取り上げる。公募型展覧会で活躍する作家たちの取り組みを紹介するこのプロジェクトにおいて、「刺繍」と呼ばれる造形はどのように広がりを見せ、評価されてきたのだろうか。また、そこに感じられた違和感とはどのようなものだったのか。担当学芸員の大内曜が、本展の意義とともに語る。

第20回

30人が選ぶ2025年の展覧会90:見留さやか(山口情報芸術センター[YCAM]キュレーター)

数多く開催された2025年の展覧会のなかから、30人のキュレーターや研究者、批評家らにそれぞれ「取り上げるべき」だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は、山口情報芸術センター[YCAM]キュレーターの見留さやかによるテキストをお届けする。

第17回

30人が選ぶ2025年の展覧会90:儒烏風亭らでん(VTuber)

数多く開催された2025年の展覧会のなかから、30人のキュレーターや研究者、批評家らにそれぞれ「取り上げるべき」だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は学芸員資格を有し、美術館と数々のコラボレーションをしてきたhololive DEV_IS(ホロライブデバイス)所属のVTuber・儒烏風亭らでんのテキストをお届けする。

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第33回

没後10年の現在地。籾山昌夫が語る「没後10年 江見絹子展—ヴェネチア・ビエンナーレを中心に—」を含む顕彰計画の軌跡

美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第33回は、神奈川県立近代美術館 葉山で開催中の「没後10年 江見絹子展—ヴェネチア・ビエンナーレを中心に—」を含む、江見絹子の画業を紹介する複数の展覧会を取り上げ、本展の担当学芸員である籾山昌夫(神奈川県立近代美術館普及課長)がその顕彰計画の軌跡を語る。

第15回

30人が選ぶ2025年の展覧会90:Avi(耳で聴く美術館)

数多く開催された2025年の展覧会のなかから、30人のキュレーターや研究者、批評家らにそれぞれ「取り上げるべき」だと思う展覧会を3つ選んでもらった。TikTok、Instagram、Youtubeなどで美術展や作品の紹介動画を発信するアカウント「耳で聴く美術館」を手がけるAviのテキストをお届けする。

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第68回

WORLD REPORT「ベルリン」:ポストコロニアルな議論の枠を超え、ユーモアで抗う第13回ベルリン・ビエンナーレ

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2025年10月号の「ベルリン」では、KW現代美術研究所、レールテ通り旧裁判所、ハンブルガー・バーンホフ現代美術館、ゾフィーエンゼーレを会場として開催された第13回ベルリン・ビエンナーレについて、河内秀子が考察する。

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