スタートバーン、ICタグ付きブロックチェーン証明書発行サービスStartbahn Cert.をローンチ

ブロックチェーンを活用した新時代のアートの流通・評価インフラを構築するスタートバーン株式会社が、アートのためのICタグ付きブロックチェーン証明書発行サービス「Startbahn Cert.」のベータ版をローンチ。国内外のギャラリーや美術系学校などの証明書発行団体向けに販売を開始する。

NEWS / HEADLINE

青木陵子+伊藤存展がワタリウム美術館で開催。「人がつくる」ことの可能性を広げる「変化する自由分子のWORKSHOP」とは?

それぞれアーティストとして活動し、共同制作を行ってきた青木陵子+伊藤存。ふたりのこれまでの共作とともに、様々な人との流動をワークショップ的に展開する展覧会「変化する自由分子のWORKSHOP」が、東京・神宮前のワタリウム美術館で開催される。会期は8月30日まで。

NEWS / EXHIBITION

震災を経た「なおす」行為の変遷をたどって。青野文昭インタビュー

1990年代から「なおす」をテーマとして、廃棄物や拾得物を用いた表現を続けてきた青野文昭。生まれ育ち、現在も活動の拠点とする仙台で開催された個展では1000平方メートルあるフロア全体をダイナミックに使った作品空間をつくり上げた。初期の作品から東日本大震災以降の新作まで、本展の担当キュレーターが話を聞いた。

INTERVIEW

廃墟のイメージとしての「砂の風景」。筒井宏樹評「生誕100年 國領經郎展―静寂なる砂の景―」

戦後、日展を中心に作品を発表した洋画家の國領經郎(こくりょう・ つねろう、1919〜1999)は、砂丘や砂浜を舞台にした絵画作品で知られる。生誕100年を機に鳥取県立博物館で開催された回顧展では、神秘的で瞑想的な時空へと鑑賞者を誘う「砂の風景」シリーズなど、初期から晩年までの作品が紹介された。鳥取大学准教授の筒井宏樹が論じる。

REVIEW

写真界の次世代を担う若手を発掘。第22回写真「1_WALL」展がガーディアン・ガーデンで開催へ

写真界の次世代を担う若手を発掘する公募展である第22回写真「1_WALL」展が、7月7日〜8月6日に銀座のガーディアン・ガーデンで開催される。会期中の7月30日にはオンライン上のライブ配信によって公開最終審査が行われ、グランプリが決定。受賞者には、1年後の個展開催の権利と、個展制作費30万円が贈られる。

NEWS / PROMOTION

対話によって掘り進める新たな彫刻のかたち。Nerholインタビュー

「VOCA展2020」の大賞を受賞した、田中義久と飯田竜太によるアーティスト・デュオ、Nerhol(ネルホル)。3分間連続撮影した肖像写真を200枚重ねたものに彫刻を施す「Misunderstanding Focus」シリーズをはじめ、レイヤーを用いた手法で、時間や存在のゆらぎを様々な媒体で提示してきた。これまでの活動と今後の展望をふたりに聞いた。

INTERVIEW

語りきれない「家庭」の姿を展覧会で想像する。正路佐知子評「アカルイ カテイ」

時代の移り変わりとともに現れる様々な「家庭」のかたち。これを、美術を通して考える展覧会「アカルイ カテイ」が、広島市現代美術館で開催された。11組の作家たちが表現するそれぞれの「家庭」からは、どのような私的領域が見えてくるのか? 福岡市美術館学芸員・正路佐知子がレビューする。

REVIEW

YouTuberのような手つきで展開される卒業旅行。アーティストグループ「ぼくら」の個展に注目

東京と京都の2拠点で、往復書簡によるリレーショナルな制作を行ってきたアーティストグループ「ぼくら」。ユーチューバーを参照(自称)し、友人同士の気兼ねない会話や雰囲気、そして制作プロセスを映像に収めるというユニークな作風に注目だ。現在、その個展「ぼくらとみんなは生きている 10 ~豚の旅ともいいきれない~」が、東京の四谷未確認スタジオで開催されている。残りの会期は3月27〜29日。

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