北九州市では、5月28日まで6日間連続で計43人の新型コロナウイルス感染者が確認されている。北橋健治市長は「第2波の真っただなかにいると認識している」と述べ、すでに再開していた162の施設を再び休館とすることを決定した。
これを受け、5月19日から本館のみ再開していた北九州市立美術館は、5月31日~6月18日に全館で臨時休館となった。
同館では感染拡大防止のための取り組みとして、サーマルカメラによる検温、入館確認シートによる連絡先の確認、窓口での健康確認、マスク着用の義務化、ソーシャルディスタンスの確保、混雑防止の入場制限、展示室内の椅子の撤去などを実施していた。
なお展覧会スケジュールとしては、「フジフイルム・フォトコレクション」の会期延長(~7月26日)、7月4日~8月16日に予定されていた「『好き』を形にする。フィギュアの世界展」の中止が発表されている。