トーマス・ルフやジェフ・クーンズのポスターで文化支援。「2020Solidarity」が日本上陸

アンドレアス・グルスキーやヴォルフガング・ティルマンス、リュック・タイマンス、トーマス・ルフといった国際的に活躍するアーティストが、新型コロナウイルスで危機に陥る文化施設などを救済するために始めたキャンペーン「2020Solidarity 」。これがついに日本でも展開され始めた。

「2020Solidarity」より、トーマス・ルフ《nudes kn30》(2006)

 今年4月、新型コロナウイルスの影響で経済的な打撃を受ける文化施設を救おうと、ヴォルフガング・ティルマンスらが中心となってスタートしたキャンペーン「2020Solidarity」が、日本でも展開され始めた。

 「2020Solidarity」は、ティルマンスをはじめ、リュック・タイマンス、クリストファー・ウール、トーマス・ルフ、アンドレアス・グルスキー、ジェフ・クーンズといった国際的に活躍するアーティストたちが、それぞれ1枚ずつポスターをデザイン。このポスターを直接販売するのではなく、寄付を必要としている団体に無料で配布。それぞれの団体が販売したり、クラウドファンディングの謝礼として使用することができる。

「2020Solidarity」より、リュック・タイマンス《Technicolor》(2012)

 今回日本では、amalaASAKUSAclinicダイトカイIACKPOSTtorch presstwelvebooksUtrechtがこのキャンペーンに参加。各ポスターは一律6000円で、6月30日までの期間限定で各サイトで販売されており、売上はそれぞれの収益に充てられる。

「2020Solidarity」より、ジェフ・クーンズ《Colored Balls (Pyramid)》(2019)
「2020Solidarity」より、ミン・ウォン《Delphine》(2020)

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