アップリンク京都が6月11日にオープン。こだわり抜かれた空間で多彩な映画を楽しむ

　新型コロナウイルス感染拡大の影響で、春のオープンが延期となっていた「アップリンク京都」。緊急事態宣言が解除されたことを受け、6月11日に正式にオープンすることが決定した。

　従来の開業日だった4月16日には、館内全体の初披露となる「無観客上映イベント（バーチャル内覧会）」をオンライン上で開催し、また特典の多い「アップリンク京都会員」先行入会キャンペーンを実施。

　また緊急事態宣言下でアップリンクは、オンライン映画館「アップリンク・クラウド」を立ち上げ、ファッションデザイナー、アニエスベーの初監督作品『わたしの名前は…』の期間限定無料配信や、『ホドロフスキーのサイコマジック』の先行上映などを実施し、大きな話題を集めた。

　京都オープン当日は、アップリンク傑作選を特別価格で上映。それぞれ異なるデザインコンセプトを持つ4スクリーンに分けられ、田口音響研究所が開発した究極の平面スピーカーを導入するなど、デザインから音響までこだわり抜かれた空間で、多彩な映画を楽しむことができる。

　国際映画祭で話題の作品から、インディーズ作品、アートムービーまでを幅広く上映し、数多くの映画ファンを抱えるアップリンクの再開に期待が高まる。