PREMIUM

第1回

金澤韻連載「中国現代美術館のいま」:世界を探究するための複数の視点を提供する──「UCCA Edge」

経済発展を背景に、中国では毎年新しい美術館・博物館が続々と開館し、ある種珍異な光景を見せている。本連載では、そんな中国の美術館生態系の実態を上海在住のキュレーター・金澤韻が案内。第1回は、2021年5月に開館した「UCCA Edge」をお届けする。

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第8回

あの人のアートコレクションが見たい!:水戸部七絵の大型作品からコレクションを始めた中崎恵美さん

急増しているアートコレクター。作品が飾られているコレクターの自宅を、自身もコレクターであるコバヤシマヒロが訪問して紹介。作品を愛するそれぞれの人柄が現れるような、千差万別のアートコレクションをお届けします。

第1回

小池藍が語る「TERRADA ART STORAGE」の魅力。美術品を次世代に伝える保管サービスはいかにあるべきか

寺田倉庫が提供する「TERRADA ART STORAGE」は、部屋タイプの美術品保管サービス「部屋保管プラン」と、作品1点からオンラインで預け入れが行える「作品単位保管プラン」および、寺田倉庫に預けていなくても美術品の作品登録/一元管理ができる「コレクション管理ツール」で構成される。投資家でありアートコレクターでもある小池藍が、同社の天王洲にある美術品倉庫を見学しつつ、サービスの感想を語った。(PR)

PREMIUM

カラヴァッジョはいかに「飛躍」したのか? 初期の傑作《音楽家たち》から考える

カラヴァッジョの《音楽家たち》。この名画は初期に数多く描かれた少年像のひとつであり、1600年の《聖マタイの召命》によるデビューやその後の活躍、ひいては17世紀のバロック美術を代表する巨匠となっていく道程へとつながっていく重要な作品としても位置づけられる。今回はこの《音楽家たち》を含む、カラヴァッジョの初期の少年像に焦点を当て、彼の「成長」のプロセスを追ってみたい。

INSIGHT

継続や反復がもらたす変動。中島水緒評 戸田祥子/三枝愛「波を掴み、地と歩む手立て」

東京・墨田区にあるオルタナティブスペース「あをば荘」で開催された展覧会「完璧に抗う⽅法 – the case against perfection -」。アーティストの図師雅⼈と藤林悠により企画された本展は、9名と1組のアーティストが隔月で2人展形式の展覧会を行うもの。その第2回として開催された戸田祥子/三枝愛「波を掴み、地と歩む手立て」について、中島水緒がレビューする。

REVIEW