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この夏注目の芸術祭を一挙紹介。「あいち2022」から「瀬戸内国際芸術祭2022」まで

今年も日本各地で数多くの芸術祭が開催されている。その中でもこの夏特に注目すべき芸術祭を6つ紹介する。なお最新の情報や感染症対策については、各芸術祭のウェブサイトを参照してほしい。

「あいち2022」展示風景より、アンネ・イムホフ《道化師》(2022)

テーマは「STILL ALIVE」。国際芸術祭「あいち2022」(愛知・愛知芸術文化センター、名古屋市有松地区、常滑市、一宮市ほか)

「あいち2022」展示風景より、塩田千春《糸をたどって》(2022)

 あいちトリエンナーレから体制を一新して開催される国際芸術祭「あいち2022」が7月30日に開幕した。実行委員会会長を大林組会長でアートコレクターとしても知られる大林剛郎が、芸術監督を森美術館館長で国際美術館会議会長の片岡真実が務める。

 テーマには愛知県出身の世界的アーティスト・河原温のメールアート《I AM STILL ALIVE》からとられた「STILL ALIVE(今、を生き抜くアートのちから)」を掲げ、約100組が参加。アンネ・イムホフをはじめ、これまで日本では見る機会が少なかったアーティストたちが揃っているのが今回の大きな特徴だ。

 片岡は開幕を迎え、今回の展示を振り返りながら「私自身が、こうした時代をどうやって生き抜くことができるのか、そのためにアートがどのような価値をもたらすのか、を見たかった」と語っている。各会場で「STILL ALIVE」というテーマがどのようにつながっているのか、そして街中会場ではその歴史と作家たちの対話にも注目してほしい。レポートはこちらから。

国際芸術祭「あいち2022」
会期:2022年7月30日〜10月10日
会場:愛知芸術文化センター、一宮市、常滑市、有松地区(名古屋市)
住所:名古屋市東区東桜1-13-2
開館時間:会場によって異なる 
料金:現代美術展 フリーパス 一般 3000円 / 学生(高校生以上)2000円、1DAYパス 一般 1800円 / 学生(高校生以上)1200円 ※パフォーミングアーツは公演によって異なる。詳細・購入方法は公式ウェブサイトへ

島々の活力を取り戻す。瀬戸内国際芸術祭2022(香川・直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島ほか)

展示風景より、ヘザー・B・スワン+ノンダ・カサリディス《海を夢見る人々の場所》(2022)

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