第19回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展、日本館展示のキュレーターは青木淳に決定

国際交流基金が、2025年に予定されている第19回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館展示キュレーターを発表。青木淳が選ばれた。企画メンバーには青木のほか、キュラトリアルアドバイザーに家村珠代、出展作家としては藤倉麻子+大村高広、砂木(木内俊克・砂山太一)らが参加する。

NEWS / HEADLINE

PREMIUM

隈研吾による美術館の新棟が今秋オープン。ポルトガルの文科省とも言われる「グルベンキアン財団」とは? 

欧州でもっとも重要な私立財団のひとつ、カルースト・グルベンキアン財団がリスボンに構える文化複合施設を拡張。その近現代美術館「Centro de Arte Moderna(在日ポルトガル大使館の日本語表記では「モダンアートセンター」、通称CAM)」では、隈研吾による新棟が渡辺豪・森永康弘らの展示とともに9月21日から一般公開される。

NEWS / HEADLINE

魔法が解けた品々に、もう一度魔法をかける。青柳龍太が語る「古道具坂田 僕たちの選択」展

中国・杭州のBY ART MATTERS(天目里美術館)で7月21日まで開催中の「古道具坂田 僕たちの選択」展は、古美術商であり優れた審美眼の持ち主であった坂田和實(1945〜2022)の中国で初めての回顧展となっている。坂田の生涯にわたる美意識の探求を反映した400点以上の品々が厳選して展示されている本展。展示ケースもキャプションもないという、ほかに類を見ないこの展示空間をつくりあげた本展キュレーターの青柳龍太に、展覧会とそのカタログのねらいについてテキストを寄せてもらった。

INSIGHT