ゴームリーが最新作を通して語りかけるもの。「アートの責任は考察と自己認識のチャンスを人々に与えること」
アントニー・ゴームリーのエキシビション「ボディ・ポリティック」が、ロンドン東部に位置する、コンテンポラリーアートのギャラリーとして名高いホワイトキューブ・バーモンジーで開かれている。長年のキャリアを通して、人体を探求し続ける彼の新たな作品5点をそれぞれ個別の空間で見せる興味深いものとなっている。会期は2024年1月28日まで。
アントニー・ゴームリーのエキシビション「ボディ・ポリティック」が、ロンドン東部に位置する、コンテンポラリーアートのギャラリーとして名高いホワイトキューブ・バーモンジーで開かれている。長年のキャリアを通して、人体を探求し続ける彼の新たな作品5点をそれぞれ個別の空間で見せる興味深いものとなっている。会期は2024年1月28日まで。
内房総5市を舞台に、千葉県誕生150周年事業の一環として開催される「百年後芸術祭‐内房総アートフェス‐」。その総勢約70組のアーティストが発表された。会期は2024年3月23日~5月26日。
20世紀を代表するアーティストのひとり、サルバドール・ダリの創作世界を360度に映し出される映像で楽しめる体験型展覧会「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」が、角川武蔵野ミュージアムで始まる。会期は12月20日〜2024年5月31日。
国立工芸館で、「東京国際版画ビエンナーレ展」の出品作品から、印刷領域における版画とグラフィックデザインの関係性に焦点を当てる企画展「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957-1979」がスタートした。会期は2024年3月3日まで。
エヌ・アンド・エー株式会社が企画運営を行う東京・目黒のN&A Art SITEで、現代ドイツを代表する映画監督・写真家であるヴィム・ヴェンダースの展覧会「ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし」が開催される。会期は2024年2月1日〜3月2日。
7年ぶりのリニューアルとして新たに公開された日本科学未来館の4つの常設展示。現在、そのうちのひとつである「プラネタリー・クライシス」において、視覚障害者向けの「音と手でさぐる展示体験」を創出するコンテンツが開発中となっている。
今年、ロンドンのコリアン・カルチャー・センターUK(KCCUK)で個展「Audible Garden」(2023年7月21日~10月13日)を開催した韓国人アーティスト、ジンジュン・リー。自らを「光、音、イマジネーションを育てるガーデナー」と表現しているリーの制作に迫る。
日本画家・川端龍子の作品と現代作家・谷保玲奈の高橋龍太郎コレクション所蔵作品をともに展示する「川端龍子プラスワン 濱田樹里・谷保玲奈──色彩は踊り、共鳴する」(後期)が東京・大森の大田区立龍子記念館で開催されている。会期は2024年1月28日まで。
1920〜30年代のパリを中心に、「機械」に関するテーマで制作された様々な芸術作品を通じて機械と人間との関係性を問う展覧会「モダン・タイムス・イン・パリ 1925-機械時代のアートとデザイン」が、箱根のポーラ美術館で開幕した。会期は2024年5月19日まで。
今年3月に逝去した音楽家・坂本龍一。同氏を追悼する展覧会「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」が、東京・初台のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で開幕を迎えた。
TOMO都市美術館による大晦日企画「TOMO年越美術館 2023-2024 いる派 PRESENTS 身体アンデパンダン24時」が12月31日の0時より24時間限定で開催される。なお、TOMO都市美術館は来年1月をもって現在の西荻窪の物件を退去。東京・小村井のfloatへ移転となる。
今週開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
東京オペラシティ アートギャラリーの2024年企画展において、現代美術家・松谷武判の個展が開催される。会期は2024年10月3日〜12月17日。
東京オペラシティ アートギャラリーで、イラストレーター/グラフィックデザイナー・宇野亞喜良(1934〜)の全仕事を網羅する展覧会「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」が開催される。会期は2024年4月11日〜6月16日。
近年、インドネシアの歴史や神話を題材にした作品に取り組んでいるアーティスト、今津景。その初の大規模個展が東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。会期は2025年1月11日〜3月23日。
2020年に惜しまれつつ逝去したKENZOの創設者・髙田賢三(1939〜2020)。その没後初となる大規模個展「髙田賢三 Takada Kenzo」が、東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。会期は2024年7月6日〜9月16日。
2016年に上海で創設されたBLANKgalleryが、初めてのブランチを東京・神宮前のロケーションにオープンさせた。こけら落としとしては、11人の中国人アーティストによるグループ展を行っている。
オランダの老舗アートフェア「TEFAF」(テファフ、The European Fine Art Foundation)が、これまでにない試みに乗り出した。それが、マーストリヒト大学と連携したキュレーターコースだ。マーケットとアカデミズムのあいだには距離感があるとされているが、この取り組みはそのギャップ解消を狙うという。キーパーソン2人がその実施背景と目的を語った。
2024年2月に竣工予定の「ポーラ青山ビルディング」の敷地内に、現代美術ユニット・SHIMURAbrosによる広がる樹葉をイメージした作品が設置される。
建築家・坂茂が考案した「紙の間仕切りシステム(PPS)」をキャンバスに、ウクライナ難民の現状を伝える「『ペーパー・サンクチュアリ』- ウクライナ難民の現実と詩 - 坂 茂」が大分県立美術館1階のアトリウムで開催される。会期は2024年1月13日〜2月4日。