「歴史の未来―過去を伝えるひと・もの・データ―」(国立歴史民俗博物館)開幕レポート。歴史はいかに残されてきたか、これからいかに残せるのか
千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で、歴史資料を未来へつなぐための営みを紹介するとともに、そのあるべき姿を考える企画展示「歴史の未来―過去を伝えるひと・もの・データ―」が開幕した。会期は12月8日まで。
千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で、歴史資料を未来へつなぐための営みを紹介するとともに、そのあるべき姿を考える企画展示「歴史の未来―過去を伝えるひと・もの・データ―」が開幕した。会期は12月8日まで。
美術史家・沓名美和が、上海・朱家角古鎮に「AAEF Art Center」の副館長に就任した。沓名の就任を記念し、「もの派の淵源―位相大地を中心に―」展が開催される。会期は11月8日〜2025年6月8日。
美術家がクラシック音楽の殿堂であるザ・シンフォニーホールの舞台へ立ち、絵を描く音をホールに響かせ、その音がやがて絵画となる──そんな世界初のリサイタル「Recital "Sky"」が、10月31日に開催される。
東京・汐留のパナソニック汐留美術館で「ル・コルビュジエ―諸芸術の綜合 1930-1965」が開催。ル・コルビュジエの後期の絵画芸術に注目する初の展覧会となる。
9s Galleryで、現代アーティスト・藤嶋咲子による個展「WRONG HERO」が開催される。会期は10月19日〜27日。
クリスティーズは、香港・セントラルの「ザ・ヘンダーソン」にアジア太平洋地域の新本社を開設。その様子と、同社APAC社長のフランシス・ベリンが見据えるアジアのアートマーケットの可能性を紹介する。
ロンドンのナショナル・ギャラリーでフィンセント・ファン・ゴッホの回顧展「ファン・ゴッホ:ポエッツ・アンド・ラヴァーズ」が開催中。同館創立200周年と、ゴッホの代表作《ひまわり》と《ファン・ゴッホの椅子》の購入100周年の記念を祝うもので、世界中から名品が集結している。
東京・上野の国立西洋美術館で「モネ 睡蓮のとき」展がスタート。パリのマルモッタン・モネ美術館より、日本初公開の作品を含む約50点のモネ作品に加え、日本各地に所蔵される作品を通じ、モネ晩年の芸術の極致を紹介している。
ジャパン・ハウス ロンドンでは現在、日本の食品サンプルを並べたエキシビション「ルックス・デリシャス!:食品サンプルの世界を探求する」が開催中だ。日本に住んでいると毎日当たり前に目にする食品サンプルが、ロンドンでは新鮮な驚きを持って迎えられ、想像を大きく超える反響を呼んでいる。会期は2025年2月16日まで。
11月2日〜11月4日の3夜にわたり、歌舞伎町で新たなアートイベント「BENTEN 2024」が開催される。芸術監督はChim↑Pom from Smappa!Group。
東京・天王洲にある「WHAT MUSEUM」で、ビッグデータ・AI領域で活躍するコレクター・高橋隆史が収集した現代美術作品を紹介するT2 Collection「Collecting? Connecting?」展が開幕。会期は2025年3月16日まで。
東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスが、ポーラ銀座ビル15周年を記念した展覧会「マティス ― 色彩を奏でる」が始まった。会期は10月27日まで。
今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
メゾン マルジェラのシグネチャーハンドバッグ「5AC」を、4組の日本人アーティストが再解釈する「5AC」ハッキングプロジェクトが、東京・表参道のメゾン マルジェラ オモテサンドウでスタートした。参加アーティストはNerhol、大竹笙子、BIEN、NUNO | we+。会期は10月17日まで。
2025年、「モネ 睡蓮のとき」展が京都市京セラ美術館で巡回開催される。パリのマルモッタン・モネ美術館から、日本初公開の作品を含む約50点の作品が来日し、モネの「睡蓮」シリーズが一堂に会する日本では過去最大規模の展示となる。
具体美術協会での活動をはじめ、60年以上にわたって独自の表現を追求してきたアーティスト・松谷武判(1937〜)。その創造の全貌を200点以上の作品で紹介する過去最大規模の回顧展が東京オペラシティ アートギャラリーで始まった。会期は12月17日まで。
茨城県つくば市の国立科学博物館 筑波実験植物園で「菌糸」と「胞子」を中心にきのこについて幅広く学べる企画展「きのこ展~きのこの正体、菌糸と胞子~」が開催される。会期は10月12日〜20日。
国立新美術館は、香港の現代美術館「M+」(エムプラス)との初めての共同企画により、「日本の現代美術と世界 1989‒2010(仮称)」を開催する。会期は2025年9月3日~12月8日。
大阪中之島美術館で、日本美術における「知られざる鉱脈」を発掘し、従来の評価序列に風穴を開けようとする展覧会「日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!」が開催される。会期は2025年6月21日〜8月31日。
六本木の東京ミッドタウンで、「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2024」が開催される。会期は10月11日~11月4日の25日間。