グランドオープンを飾る3つの特別展
全面開館後には、読売新聞社・NHKとの共催となる3つのグランドオープン記念特別展が予定されている。
第1弾となる特別展「皇室の至宝―美いづるところ」(11月3日〜27年1月24日)では、皇室が守り、受け継いできた日本美術の至宝190件を3期にわたり紹介。正倉院宝物を皇居内で初めて一般公開するほか、明治時代に皇室所有となった法隆寺献納宝物が一堂に会する。
続く特別展「国宝 動植綵絵 いろどりの世界」(27年2月4日〜3月14日)では、伊藤若冲の《動植綵絵》全30幅が2021年の国宝指定後、初めて一斉に展示される予定だ。同作は、若冲が40歳を過ぎたころから10年程度をかけて描き継ぎ、数度にわたって京都・相国寺に寄進した30幅の花鳥画で、1889年に相国寺から皇室へ献上された。植物や鳥、魚、昆虫などを驚くほど緻密に描いた若冲の代表作として知られている。同作の一斉展示は三の丸では1993年以来であり、国内では2016年以来。本展では、全30幅が季節の順に展示される初の試みとなる。

そして第3弾の特別展「日本の書の美1300年」(27年3月25日〜5月16日)では、同館が誇る約100件の書の名品を前後期にわけて展示。中国の書聖・王羲之の書を起点に、奈良時代から現代まで、書の流れを著名な作品によってたどるものとなる。
なお、同館では今後もメディアと共催する特別展と、収蔵品を中心とした企画展を織り交ぜて開催していくという。



















