6月19日から21日の3日間、渋谷PARCOを舞台に多様な性や生き方、文化的背景を含む「ダイバーシティ」をテーマにしたイベント「プライド2026」が開催された。アート、ファッション、音楽、映画を通じて様々な価値観や表現に触れる本企画のなかで、ひときわ強い存在感を放っていたのが、20日に行われたアーティスト・グループのダムタイプが1994年に発表した舞台作品《S/N》(Signal/Noise:音響などの用語である「S/N比」〈信号とノイズの比率を示す指標〉に由来)の記録映像上映会だ。
上映後には、パフォーマーとして作品に参加したブブ・ド・ラ・マドレーヌと、音楽を担当した山中透を迎えたアフタートークが開催された。2人は《S/N》を振り返りつつ、作品に込められたエイズという主題、亡きメンバーへのオマージュ、そして30年前に制作された本作が持つ今日的な意味を語り合った。

























