毎年、研究発表イベントとして開催している文化ファッション大学院大学ファッションウィーク(BFGU FW)。第14回を迎える今回はオンラインにて開催される。
文化ファッション大学院大学は、日本初かつ唯一のファッション分野の専門職大学院で、2006年に開学した。ファッションビジネス研究科のもと、ファッションクリエイション専攻(ファッションデザインコース、 ファッションテクノロジーコース)、ファッションマネジメント専攻(ファッション経営管理コース)を設置。コースごとに実践的なカリキュラムを構築し、それぞれに高い専門性を備えた人材を育成している。
BFGU FWでは、ファッションクリエイション専攻によるファッションショーや作品展示、ファッションマネジメント専攻による研究発表などを、特設サイトにて3月1日より公開。クリエイション、テクノロジー、ビジネスの視点から新しいファッション価値を提案する。
ファッションショーは作品審査により選抜されたファッションクリエイション専攻(ファッションデザインコース、ファッションテクノロジーコース)の院生14名による修了作品、計88体をコレクション形式で披露。ランウェイとなる舞台は今回の撮影のためにオリジナルで設営され、作品の個性とともに迫力のある映像が完成した。
作品展示はファッションクリエイション専攻(ファッションデザインコース、ファッションテクノロジーコース)両コースそれぞれの作品展示を、3Dカメラ「Matterport」を利用して360度撮影。院生が制作した作品や動画を3Dバーチャルツアーとして見ることができる。また、ファッションデザインコースによる修了作品集「BFGU MAGAZINE」や、3DCADソフト「CLO」を使用し制作した作品も発表される。
そして研究発表は、ファッションマネジメント専攻(ファッション経営管理コース)の選抜された院生6名の研究発表を動画にて配信。新型コロナウイルス感染症によるアパレル業界への影響やマーケット分析、循環型ファッションビジネスの事業提案などを修了研究テーマとして発表する。
いずれもオンラインにて無料で公開されるので、ぜひこの機会に院生たちの学びの成果を見てみてはいかがだろうか。