
建築家人生50年をたどって。「赤鬼と青鬼のせめぎ合い」から内藤廣の真髄に触れる
日本を代表する建築家であり、島根県芸術文化センター「グラントワ」の設計者である内藤廣。その過去最大規模の個展「建築家・内藤廣/Built と Unbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」が同センター内・島根県立石見美術館でスタートした。会期は12月4日まで。

日本を代表する建築家であり、島根県芸術文化センター「グラントワ」の設計者である内藤廣。その過去最大規模の個展「建築家・内藤廣/Built と Unbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」が同センター内・島根県立石見美術館でスタートした。会期は12月4日まで。

2020年に北陸3県を舞台に始動した芸術祭「GO FOR KOGEI」。先の2回に比べ、現代アートに向かってかなり大きく舵を切った印象の第3回をレポートする。

和歌の伝統技法「本歌取り」を日本文化の本質的営みととらえ、自身の作品制作に援用してきた杉本博司。2022年に姫路市立美術館で行われた「本歌取り」展が、渋谷区立松濤美術館で「杉本博司 本歌取り 東下り」として開幕を迎えた。会期は11月12日まで。

昨年初開催され、約32万人を動員した下北沢のアートフェスティバル「ムーンアートナイト下北沢」。その第2回が開幕した。会期は10月1日まで。

ローマのカピトリーノ美術館の所蔵品を中心に、ローマ建国から近代までその歴史と芸術を紹介する展覧会「永遠の都ローマ展」が東京都美術館でスタートした。同館と日本の関係も紹介された本展の見どころをレポートする。

東京・上野の東京国立博物館で特別展「京都・南山城の仏像」が開幕。京都の最南部、南山城(みなみやましろ)の古刹に伝わる仏像が一堂に会している。会期は11月12日まで。

パリを舞台に活躍したフランスの画家、モーリス・ユトリロ(1883〜1955)。その画歴のなかでもとくに傑作とされる作品が多い「白の時代」に焦点を当てた展覧会が横浜高島屋ギャラリーで開催されている。会期は10月2日まで。

今週開幕/閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

第1回印象派展から150周年を迎える2024年、印象派がヨーロッパやアメリカへもたらした衝撃と影響をたどる展覧会「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」が東京都美術館で開催される。会期は2024年1月27日~4月7日。

2021年に任天堂株式会社が発表した、過去に発売した商品を展示する資料館施設の設立。その正式名称が「ニンテンドーミュージアム」に決定した。同施設は、2023年度内の完成を目指している。

東京・お台場を舞台にした芸術祭「ARTBAY TOKYO アートフェスティバル2023〜CIRCULATION〜」が開幕。吉田山キュレーションの石毛健太、藤倉麻子、細井美裕、渡辺志桜里らが参加する展覧会など、お台場という土地を再考する企画がそろった。会期は9月24日まで。

高級ジュエリーブランドとして知られるカルティエのウォッチメイキングにフォーカスした没入型の展覧会「TIME UNLIMITED - カルティエ ウォッチ 時を超える」が、東京・原宿のイベントスペースで開幕した。会期は10月1日まで。

「まえばしガレリア」のテナントのひとつであるタカ・イシイギャラリー 前橋で、食とアートとの関係をめぐるグループ展「FOOD for THOUGHT」が開催される。会期は9月17日〜11月12日。

デザイナーでアーティストの吉岡徳仁による新作発表展「吉岡徳仁 FLAME ガラスのトーチとモニュメント」が東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3で開幕した。会期は11月5日まで(※10月20日 情報を一部追加しました)。

大阪・吹田の国立民族学博物館で、多神教で知られるヒンドゥーの神々の姿を表した様々な神像を紹介する特別展「交感する神と人―ヒンドゥー神像の世界」が開幕した。会期は12月5日まで。

株式会社RUDDERは、同社が展開するシングルカスクウイスキーシリーズ「ジャパニーズ アーティスト セレクション」の第4弾として、五月女哲平がラベルをデザインした「Artist 04 Teppei Soutome / Distilled at Benrinnes Distillery」を9月22日より発売する。

福岡市が推進する事業「Fukuoka Art Next」 の一環として、「FaN Week 2023」が福岡市内各所で開催。様々なイベントが企画されている。会期は9月16日〜10月22日。

日本の土着的な風土を想起させるモチーフやイメージをもとに、独自のデザインを貫いたグラフィックデザイナー・粟津潔。その自宅兼アトリエが、アートスペースとして新たなスタートを切った。

世界の優れた芸術家に贈られる「高松宮殿下記念世界文化賞」。その第34回受賞者が発表された。

寺⽥倉庫株式会社が開催する「TERRADA ART AWARD 2023」。そのファイナリストが決定し、金光男、冨安由真、原田裕規、村上慧、やんツーの5組が選出された。