
国立工芸館、新ポスト「顧問」に宮田亮平前文化庁長官が就任か
金沢の国立工芸館で、「顧問」として宮田亮平前文化庁長官の就任が調整されていることが北國新聞によって報じられた。

金沢の国立工芸館で、「顧問」として宮田亮平前文化庁長官の就任が調整されていることが北國新聞によって報じられた。

アーツ前橋の今後について検討してきた「アーツ前橋あり方検討委員会」。同委員会がまとめた「アーツ前橋の今後のあり方に関する提言書」が、12月27日に市長に提出された。その内容をピックアップしてお伝えする。

29回目の開催を迎える「VOCA展2022」の受賞者が発表された。大賞の「VOCA賞」は川内理香子が受賞した。

オーストラリア・シドニーに位置するニュー・サウス・ウェールズ州立美術館が新しい美術館の建物を建設中。妹島和世+西沢立衛/SANAAが建築設計を担当するこのプロジェクトは、2022年末の完成を予定している。

文化庁の文化審議会が新たに「文化経済部会」を設置。アート、演劇、映画といった文化と経済の循環に関しての議論や提言を、各専門をもつ外部委員を交えながら行っていく。

解体と新ビルの建設が発表されている前川國男設計の東京海上日動ビル(東京・丸の内)。この存続を願う会が、建築家会館で記者会見を行った。

アーツ前橋の作品紛失について、前橋市が12月20日付けで前橋署に被害届を提出した。

日本初の公立現代美術館として1989年に開館した広島市現代美術館が現在、2023年春のリニューアルオープンに向けて改修工事を進めている。同館はSNSでもその工事中の様子を配信している。

2022年で第10回目の開催を迎える「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2022」が、来年のテーマを「ONE」に決定した。ギイ・ブルダンやアーヴィング・ペン、イサベル・ムニョスなど国際的な写真家の展示のほか、10人の日本人女性写真家の作品を紹介するプログラムも行われる。会期は2022年4月9日〜5月8日。

スイスの「Pictet(ピクテ)」グループによって創設され、約18ヶ月のサイクルで開催される国際写真賞「Prix Pictet(プリピクテ)」。その第9回目はアメリカの写真家サリー・マンに決定した。

気候変動への認識を深めることを目的に、ニューヨークのアジア・ソサエティとヘレン・フランケンサーラー財団が「Frankenthaler Climate Art Awards(フランケンサーラー気候芸術賞)」を設立した。

ニューヨーク近代美術館(MoMA)が「Scholars in Residence」プログラムを設立した。フォード財団の助成を受けたこのプログラムでは、実績のある中堅・ベテランの研究者3名を1年の任期で招聘し、歴史的にあまり知られていないアーティストなどに焦点を当てた研究を行うことを目指している。

機会均等の支持を目的としてフランスのライフスタイルブランド「LACOSTE(ラコステ)」が、オンラインギャラリー「ラコステギャラリー」をオープンさせた。ヴィンテージポスターや初代クリエイティブディレクターによるデザインなどの作品を販売し、その収益のすべてをラコステ財団の提携団体に寄付するという。

今年10月には「愛はゴミ箱の中に」が28億円超で再落札されたバンクシーだが、今回発表された新作は、誰でも買えるチャリティTシャツだ。

オランダのアムステルダム国立美術館で公開修復が行われているレンブラント・ファン・レインの代表作《夜警》。その絵具の下でスケッチが発見された。

表現に携わる有志によって設立された「表現の現場調査団」が、団体の活動報告および現在進行中のジェンダーバランスについての調査中間報告を実施。美術、文学、演劇、映画の各表現の現場におけるジェンダーバランスの不均衡が明らかになった。

前会長・林道郎が9月に辞任し、会長の空位が続いていた美術評論家連盟。その新会長にインディペンデント・キュレーターで批評家の四方幸子が就任することが発表された。同連盟にとって初の女性会長となる。

株式会社水と匠は2022年10月、富山県砺波市の散居村に、宿+レストラン「楽土庵」を開業させる。古民家を改装した館内には、工芸から現代アートまでがしつらえられるという。

1800年代から続くワイナリー「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」が、オラファー・エリアソンとのコラボレーションラベルを発表した。同シャトーのワインラベルはこれまでミロやシャガール、ピカソなども手がける歴史的なものだ。

寺田倉庫株式会社は、2022年1月4日に美術品保管サービス「TERRADA ART STORAGE」を東京・平和島に新設することを発表した。