アップリンク渋谷が営業最終日に『愛の悪魔 フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』を上映へ

5月20日の閉館が決まった東京・渋谷のアップリンク渋谷。最終日に1日限定でフランシス・ベーコンを描いた映画 『愛の悪魔 フランシス・ベイコンの歪んだ肖像 』が上映される。

『愛の悪魔 フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』より

 5月20日の閉館が決まった東京・渋谷のアップリンク渋谷で、20世紀を代表する画家、フランシス・ベーコンを描いた映画 『愛の悪魔 フランシス・ベイコンの歪んだ肖像 』(1998)が1日限定で上映される。

 『愛の悪魔 フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』は、ベーコンの生涯を男性の恋人ジョージ・ダイアーとの関係を中心に描いた作品。

『愛の悪魔 フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』より

 1971年にパリのグラン・パレでベーコンの大回願展が開催され、「現在生存する最も偉大な画家」とベーコンが喝采を浴びるなか、ベーコンのモデルであり恋人でもあったジョージが、ホテルの部屋で大量のドラッグとアルコールを服用する様が描かれる。

『愛の悪魔 フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』より

 ジョージを演じるのは『007』シリーズのジェームス・ボンド役で知られるダニエル・クレイグ、音楽は坂本龍一が担当している。

編集部

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