
「写真新世紀」2019年度のグランプリは中村智道に決定
2019年11月8日、キヤノン主催の文化支援プロジェクト「写真新世紀」のグランプリ選出公開審査会が東京・目黒区の東京都写真美術館で開催。中村智道の《蟻のような》がグランプリを受賞した。

2019年11月8日、キヤノン主催の文化支援プロジェクト「写真新世紀」のグランプリ選出公開審査会が東京・目黒区の東京都写真美術館で開催。中村智道の《蟻のような》がグランプリを受賞した。

日本初の写実絵画専門美術館として知られるホキ美術館が、10月25日に発生した豪雨による水害で大きく被災していることがわかった。

東京・上野の国立西洋美術館は、ベルン美術館に遺贈されたグルリット・コレクションに含まれる松方幸次郎旧蔵のエドゥアール・マネ《嵐の海》を同館より購入したと発表した。購入金額は400万ドルとされている。

2018年6月に発生した大阪府北部地震の影響で、23年ぶりとなる土壁と杮葺屋根の修復が行われた国宝茶室《待庵》。写真家・田村尚子が撮影した《待庵》の修復過程の写真と、写真家・古川泰造による竣工後の写真で構成された写真集『土壁と杮ー妙喜庵 待庵 書院及び茶室待庵保存修理の写真記録』(ヴュッター公園)に注目が集まっている。

オーストリア・ウィーンで開催中の展覧会「JAPAN UNLIMITED」の公認を、11月5日までに、在オーストリア日本大使館が取り消した。本展に参加するアーティストのひとりであり、ウィーンを拠点に制作活動を続ける丹羽良徳が、本件についてコメントを寄せた。

ReFreedom_Aichiは、11月8日に予定していた「あいちトリエンナーレ2019」への補助金不交付撤回を求める署名の提出を、急遽取りやめた。今回の決定について、ReFreedom_Aichiに参加するアーティストらが会見。また、提出に参加した有識者も会見を行った。

本日予定されていた「あいちトリエンナーレ2019」への補助金不交付の撤回を求める署名の提出が取りやめとなった。

ウィーンの展覧会「JAPAN UNLIMITED」が、在オーストリア日本大使館によって公認撤回された件に対し、参加作家のひとりである会田誠がTwitterで抗議の意を示した。

独自のモチーフを追求し、2017年にはカンザス州のマリアンナ・キストラー・ビーチ美術館で、アメリカで初となる美術館個展を開催した大山エンリコイサム。国内においても現在、山梨県北杜市の中村キース・ヘリング美術館で個展「VIRAL」を開催中だ(〜11月17日)。今回、この2つの美術館個展のカタログ刊行を記念したトークイベント「拡散・横断・身体・造形」が、11月9日に東京・恵比寿のNADiff a/p/a/r/tで開催される。ゲストは美術評論家の中尾拓哉。

「だまし絵」で知られるオランダ人版画家・画家のエッシャー。その知られざる波乱に満ちた人生を紐解き、創造力の源泉に迫る映画『エッシャー 視覚の魔術師』が、12月14日からアップリンク渋谷・アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。

様々な文化施設が集まる東京・上野を舞台として、昨年から開催されている日比野克彦プロデュースによるフェスティバル「UENOYES」。2回目の開催となる今回は、ファッションデザイナーの山縣良和をディレクターに迎え、「FLOATING NOMAD」(=浮遊遊動⺠)をテーマに展開される。開催期間は11月9日〜10日。

大阪・なんばの新歌舞伎座跡地に今年12月、隈研吾の設計による「ホテルロイヤルクラシック大阪」が誕生する。「ミュージアムホテル」を称する施設内のパブリックスペースや客室には、「具体美術協会」をはじめとするアーティストの作品が並ぶ。

『美術手帖』12月号は「『移民』の美術」特集。労働力としての外国人受け入れ拡大が進み、変化する社会における美術の役割とは?当事者であるアーティストの表現や、移民・難民問題を扱う作品を考える1冊となっている。

『美術手帖』 2019年12月号の特集は「『移民』の美術」。編集長・岩渕貞哉による「Editor’s note」です。

2020年1月18日に開館する東京・京橋のアーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)が、開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」より導入される日時指定予約制の詳細を発表。11月1日からチケットの予約販売も開始した。

オーストリア・ウィーンで開催中の展覧会「JAPAN UNLIMITED」について、在オーストリア日本大使館が11月5日までに公認を取り消した。展示されていた、安倍晋三首相や昭和天皇、東京電力福島第一原発などを扱った作品が問題視されたとみられる。

『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞を受賞した映画音楽の巨匠アレクサンドル・デスプラによる初のオペラ『サイレンス』が、2020年1月25日に神奈川県立音楽堂で上演される。ノーベル賞作家・川端康成の短編「無言」が原作である本作は、川端康成生誕120周年記念作品にもなっている。

草間彌生から始まり、ニコラ・ビュフ、塩田千春らの作品を館内で展示してきたGINZA SIX。その新たな作品が、11月5日にお目見えした。2019年のクリスマス・シーズンを彩るのは、フィンランドのアーティスト、クラウス・ハーパニエミによる巨大作品だ。

カナダ人演出家、ロベール・ルパージュによる演劇超大作『HIROSHIMA 太田川七つの流れ』が、東京オリンピック・パラリンピックの開催直前となる2020年7月に、渋谷のBunkamuraシアターコクーンで上演されることが決定した。

東京・立川に建設中の新街区「GREEN SPRINGS」内に、新たな複合文化施設「PLAY!」が誕生。同施設は「絵と言葉」をテーマに絵本やマンガ、アートの展覧会を開催するミュージアムや、子供も大人も楽しめるプレイパークを核とするもの。オープンは2020年4月10日(4月10日追記:開業は5月15日以降に延期)。