三嶋りつ惠がボッテガ・ヴェネタ表参道で新作を発表。光とガラスが交差する「Weaving Light」【2/2ページ】

ボッテガは「絶え間ない挑戦の精神」

 三嶋とボッテガ・ヴェネタの関係は今回に始まるものではない。三嶋の作品は表参道をはじめ、麻布台ヒルズ、パリ、ミラノなどの店舗で、ドアハンドルやシェルフ、柱状のオブジェとして用いられてきた。また、2025年にはブランドを象徴する技法「イントレチャート」の誕生50周年を記念したキャンペーンにも参加している。

 三嶋は、ボッテガ・ヴェネタのレザーワークの美しさを「絶え間ない挑戦の精神」と表現する。素材を編み上げながら意外性のある造形を生み出すイントレチャートと、ガラスの性質を引き出しながら未知のフォルムを探る三嶋の制作。その両者には、素材と職人技を起点に表現の可能性を更新し続ける姿勢が共通している。

 店内を満たす光を受け止め、反射し、周囲へと送り返す三嶋のガラス作品。本展は、東京の建築空間のなかで、ヴェネツィアに受け継がれるガラスとレザーの技術が交差する機会となるだろう。

 なお会期中には、日本料理店「くろぎ」とコラボレーションした特別なかき氷も数量限定で提供される。予約は7月22日から公式LINEアカウントで受け付ける予定だ。