三井記念美術館、8月から約8ヶ月の休館へ。照明や什器などインフラを整備

東京・日本橋にある三井記念美術館は、リニューアル工事のため8月23日~2022年4月28日(予定)の間、約8ヶ月の休館に入る。

三井記念美術館

 2005年に開館した三井記念美術館が、リニューアル工事のため8月23日~2022年4月28日(予定)の間、約8ヶ月の休館に入る。

 同館は、日本・東洋の優れた美術品を多数収蔵する三井文庫別館が、三井家および三井グループに縁の深い日本橋に移転したもの。館蔵品は三井家が江戸時代から収集した美術品4000点。そのほぼ半数が茶道具で占められ、国宝6点、重要文化財75点が含まれている。三井記念美術館が置かれる三井本館の建物は、昭和初期の日本を代表する重厚な洋風建築として、国の重要文化財に指定されている。

 今回のリニューアル工事ではおもにインフラ整備が行われる予定で、空調設備更新や、展示室・展示ケース照明のLED化、セキュリティー設備の更新、内装工事(カーペット、カーテン)のほか、映像ギャラリー椅子、テレビ台、傘立てなど什器備品も更新される。またショップもリニューアルされるという。

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