新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、2月28日から臨時休館となっていた三菱一号館美術館。同館が、付帯施設も含めて6月9日に営業再開することを発表した。
再開に伴い、2月15日に開幕した「画家が見たこども展―ゴッホ、ボナール、ヴュイヤール、ドニ、ヴァロットン」は会期を2週間延長し、6月21日まで開催。入場者数を管理するため、日時指定予約制を導入する(チケットページは6月5日17時公開)。なお夜間開館は中止となる。
また、館内のカフェ「Café1894」は22時までの営業、ミュージアムショップ「Store1984」は当面のあいだ展覧会場の来場者のみの利用に限定。歴史資料室/三菱センターデジタルギャラリーは段階的に開室となる。
新型コロナウイルス感染症対策としては、入館前に非接触での検温、アンケートによる体調の確認を実施。原則マスクの着用を義務付けている。また入館は予約制だが、間隔をあけての案内となるため、待ち時間が発生することもある。詳細な注意事項は、公式ウェブサイトから確認することができる。