津野青嵐個展「Spilling Body」(EUKARYOTE)
東京・外苑前のEUKARYOTEで、津野青嵐による個展「Spilling Body」が9月13日まで開催されている。

津野は1990年長野県生まれ。日本赤十字看護大学を卒業後、精神科病院や「浦河べてるの家」での勤務を経て、東京科学大学大学院修士課程を修了。ファッションデザイン、研究、文筆を横断しながら、思い通りにならない身体との関係をテーマに制作を続ける。2026年には金沢21世紀美術館で個展を開催し、メトロポリタン美術館の特別展にも参加した。
本展では、津野の活動を象徴するこれまでのドレス作品をはじめ、映像、ドローイング、コラージュ、蜜蝋を用いた版画作品などを展示。精神科での看護や介護の経験、自らの身体との向き合い方を背景に、身体と衣服、物質との関係を探る実践に注目する。
会期:2026年8月21日〜9月13日
会場:EUKARYOTE
住所:東京都渋谷区神宮前3-41-3
開館時間:12:00〜19:00
料金:無料
碓井ゆい「our bodies of cotton -わたしたちの綿の体-」(XYZ collective)
東京・巣鴨にあるXYZ collectiveで開催中の碓井ゆいによる個展「our bodies of cotton -わたしたちの綿の体-」が、9月13日に閉幕する。

碓井は1980年東京都生まれ。2004年に多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻を卒業し、06年に京都市立芸術大学大学院美術研究科油画専攻を修了した。身近な素材や手芸の技法を用い、社会制度や歴史、ジェンダー、労働などをテーマに、リサーチをもとにした平面、立体、インスタレーション作品を制作している。
会期:2026年8月8日〜9月13日
会場:XYZ collective
住所:東京都豊島区巣鴨2-13-4 B02
開館時間:木〜土 13:00〜18:00(日は~17:00)
料金:無料
今週開幕
「Tokyo Gendai 2026」(パシフィコ横浜)
パシフィコ横浜で、現代アートに特化した国際アートフェア「Tokyo Gendai 2026」が開幕した。会期は9月13日まで。

2023年の初開催以来、日本と海外のアートシーンを結ぶハブとして存在感を徐々に高めてきたTokyo Gendai。今回は日本、欧米、アジア、オセアニア、南米からギャラリーとアーティストが集結。63のギャラリーを「Galleries」「Hana ‘Flower’」「Eda ‘Branch’」「Miki ‘Trunk’」「Tane ‘Seed’」の5セクターに分け、国際的に著名なアーティストの代表作から、最前線で活躍する若手アーティストまで幅広い現代美術を紹介する。
会期:2026年9月11日〜13日
会場:横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜) 展示ホールC/D
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
料金:一般 5000円 / ヴェルニサージュ 30000円 / 大学生 1500円 / 中高生 1000円 / 小学生以下無料
「TENNOZ ART WEEK 2026」(天王洲エリア)
東京・天王洲で、回遊型アートイベント「TENNOZ ART WEEK 2026」が9月13日まで開催中。国際アートフェア「Tokyo Gendai」にあわせ、ギャラリーやミュージアム、美術品の保管や国際流通を支える施設など、アートの機能が集積する寺田倉庫周辺エリアを舞台として実施される。

4回目を迎える本年は、リノベーションした倉庫2棟からなる「TERRADA ART COMPLEX」を会場に、国内外のギャラリーが紹介する多様な作品を一度に鑑賞できるアートフェアとなる。あわせて、アーティストの制作拠点を公開するオープンスタジオ、現代美術家・椿昇をゲストキュレーターに迎えた特別合同キュレーション展、東洋の伝統画材を用いたワークショップなどを実施。作品展示に加え、制作の現場や技法に触れるプログラムを通じて、日本の現代アートの「いま」を多角的に紹介している。
会期:2026年9月10日~13日
会場:TERRADA ART COMPLEX、WHAT MUSEUM、WHAT CAFE、PIGMENT TOKYOほか
「ルーヴル美術館展 ルネサンス」(国立新美術館)
東京・六本木の国立新美術館で、「ルーヴル美術館展 ルネサンス」が開幕した。会期は12月13日まで。会場レポートはこちら。

本展は、15世紀から16世紀にかけてヨーロッパ各地で隆盛したルネサンス美術を、ルーヴル美術館のコレクションから紹介するもの。最大の注目作となるのが、日本初公開となるレオナルド・ダ・ヴィンチの《女性の肖像》、通称《美しきフェロニエール》(1490〜97頃)だ。
レオナルドの真筆とされる絵画作品は現存するものが15点ほどしかなく、ルーヴル美術館が所蔵するレオナルド作品の来日は、1974年の《モナ・リザ》以来52年ぶりとなる。本展では、同作に加えて、絵画、彫刻、版画、素描、工芸など、ルーヴル美術館が所蔵する56点を通して、ルネサンスという時代そのものを多角的にとらえることを試みる。
会期:2026年9月9日~12月13日
会場:国立新美術館
住所:東京都港区六本木7-22-2
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00~18:00(金土~20:00)※入館は閉館30分前まで
休館日:火(ただし9月22日・11月3日・12月8日は開館)、11月4日
料金:一般 2400円 / 大学生 1400円 / 高校生 1000円
アン・ヴェロニカ・ヤンセン「東京、銀座5丁目4-1」(銀座メゾンエルメス ル・フォーラム)
東京・銀座の銀座メゾンエルメス ル・フォーラムで、アン・ヴェロニカ・ヤンセンの日本初となる個展「東京、銀座5丁目4-1」が開幕した。会期は2027年1月11日まで。

ヤンセンは1956年イギリス生まれ。1970年代後半から合板やガラスといった簡素な素材を用いた制作を始め、90年代以降は光、音、人工煙霧などを取り入れた実験的な作品を発表してきた。その表現領域は彫刻やインスタレーションにとどまらず、写真、ビデオ、コンテンポラリー・ダンスの舞台美術まで多岐にわたる。
展覧会タイトルの「東京、銀座5丁目4-1」は、会場である銀座メゾンエルメス ル・フォーラムの所在地に由来する。このタイトル自体が、特定の「場所」に対するヤンセンの物理的・身体的、かつ概念的な観察眼を象徴している。
本展では、90年代から現在に至る表現の系譜から厳選された10余点の作品で空間を構成。光や空気、時間といった目に見えない要素を自在に扱い、展示空間そのものを感覚的な緩衝地帯へと変容させる予定だ。
会期:2026年9月11日〜2027年1月11日
会場:銀座メゾンエルメス ル・フォーラム
住所:東京都中央区銀座5-4-1
開館時間:11:00〜19:00 ※入場は閉館の30分前まで
休館日:水(ただし9月23日は開館)、年末年始 ※店舗の休館日に準じる
料金:無料



















