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「ルーヴル美術館展 ルネサンス」(国立新美術館)開幕レポート。ルーヴル所蔵のレオナルド作品が初来日、《モナ・リザ》以来52年ぶり

「ルーヴル美術館展 ルネサンス」が東京・六本木の国立新美術館で開幕した。ルーヴル美術館のコレクション56点から、地域やジャンルを越えて広がったルネサンスの「横のつながり」を読み解く本展をレポートする。

文・撮影=王崇橋(編集部)

レオナルド・ダ・ヴィンチ《女性の肖像》、誤って付された別称《美しきフェロニエール》(1490〜97頃)板(クルミ)に油彩 63.5×44.5cm パリ、ルーヴル美術館

 「ルーヴル美術館展 ルネサンス」が東京・六本木の国立新美術館で開幕した。会期は12月13日まで。

 本展は、15世紀から16世紀にかけてヨーロッパ各地で隆盛したルネサンス美術を、ルーヴル美術館のコレクションから紹介するもの。最大の注目作となるのが、日本初公開となるレオナルド・ダ・ヴィンチの《女性の肖像》、通称《美しきフェロニエール》(1490〜97頃)だ。

 レオナルドの真筆とされる絵画作品は現存するものが15点ほどしかなく、ルーヴル美術館が所蔵するレオナルド作品の来日は、1974年の《モナ・リザ》以来52年ぶりとなる。本展では、同作に加えて、絵画、彫刻、版画、素描、工芸など、ルーヴル美術館が所蔵する56点を通して、ルネサンスという時代そのものを多角的にとらえることを試みる。

ルーヴル美術館が所蔵する56点を通して、ルネサンスという時代そのものを多角的にとらえる本展

 内覧会で国立新美術館長の菅谷富夫は、《美しきフェロニエール》をレオナルドの重要な完成作としながらも、「レオナルド・ダ・ヴィンチを展示できたから、もうこれでいいね」というところで終わるのではなく、その作品が生まれた背景にまで踏み込みたいと展覧会の狙いを語った。

展示風景より、左はベルンハルト・シュトライゲル、ジョヴァンニ・アンブロージョ・デ・プレディスの原作に基づく(?)《ビアンカ・マリア・スフォルツァの肖像》(1492-93頃)

編集部