藤田嗣治の約60年にわたる画業をたどるオークション「The Foujita Lexicon: Works from the Lewis Collection」が、9月28日に香港のサザビーズで開催される。サザビーズ・アジアにとって初となる、ひとりのアーティストに特化した単独オークションだ。
出品されるのは、著名な個人コレクション「ルイス・コレクション(Lewis Collection)」が30年以上にわたり収集してきた藤田作品15点。総落札予想価格は1780万〜2650万香港ドル(約227万〜338万米ドル/3億5400万〜5億2700万円)で、アジアのオークションに登場する藤田作品のまとまったコレクションとしては、これまででもっとも包括的な内容になるという。藤田の生誕140周年にあたる今年、1920年代のパリ時代から戦後まで、異なる時代や地域、技法を横断してその画業を振り返る機会となる。

ルイス・コレクションは今年6月、ロンドンのサザビーズでも大きな注目を集めた。同コレクションによるオークションは総額3億660万ポンド(約4億620万ドル)を記録し、イギリスで開催された単一オーナー・コレクションのオークションとして史上最高額となった。今回の香港でのセールでは、その幅広い収集活動のなかでも、とりわけ長期間にわたって収集してきた藤田に焦点を絞る。




























