• HOME
  • MAGAZINE
  • NEWS
  • REPORT
  • 国宝・迎賓館赤坂離宮で巡る藤田嗣治。「国宝迎賓館で出会う、フ…

国宝・迎賓館赤坂離宮で巡る藤田嗣治。「国宝迎賓館で出会う、フランスのやわらかな風景」(迎賓館赤坂離宮)レポート

東京・元赤坂の迎賓館赤坂離宮で、藤田嗣治生誕140周年特別参観「国宝迎賓館で出会う、フランスのやわらかな風景」が9月15日まで開催中。会場の様子をレポートする。

文・撮影=三澤麦(編集部)

迎賓館赤坂離宮「花鳥の間」における特別展示の様子

 画家・藤田嗣治(1886〜1968)の生誕140周年を記念した特別参観「国宝迎賓館で出会う、フランスのやわらかな風景」が、東京・元赤坂の迎賓館赤坂離宮で開催されている。会期は9月15日まで。

 迎賓館赤坂離宮は1909年に東宮御所として建設され、74年からは国の迎賓施設として活用されてきた。日本で唯一のネオ・バロック様式による宮殿建築として知られ、2009年には本館をはじめとする建造物群が国宝に指定。16年からは接遇に支障のない範囲で、通年での一般公開が実施されている。

迎賓館赤坂離宮 外観

「コロンバン」の天井画が国宝の洋館へ至るまで

 迎賓館赤坂離宮には、およそ130号にもおよぶ藤田の油彩画が6点所蔵されている。これらはもともと、フランス菓子店「銀座コロンバン」の改装にあたり、2階サロン向けに制作された6点の天井画であった。コロンバンの創業者であり大正天皇の料理番も務めた門倉國輝が、フランス時代からの縁で藤田に制作を依頼した経緯があるという。その後、1974年に東宮御所が迎賓館へと改修されたことを機に、この6点が寄贈されるに至った。

 今回の特別参観では、天井画のうち4点が東・西玄関に展示されているほか、通常は非公開となっている2点についても、晩餐会に使用される「花鳥の間」にて特別展示されている。

編集部