ファッションブランド「メゾン・マルタン・マルジェラ」(現メゾン・マルジェラ)の創設者兼デザイナーであるマルタン・マルジェラ。その日本初となる大規模個展「MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE」が登録有形文化財・九段ハウス(kudan house)で開催される。会期は4月11日〜29日。

マルジェラは1957年ベルギー・ルーヴェン生まれ。80年にアントワープ王立芸術学院卒業し、84〜87年にかけてJean-Paul Gaultier(ジャン=ポール・ゴルチエ)(パリ)のアトリエでデザインアシスタントを務めた。その後、88年にジェニー・メレンズとともにパリで「Maison Martin Margiela(メゾン マルタン マルジェラ)」を設立し、初のショーを発表。97〜2003年の「Hermès(エルメス)」(パリ)ウィメンズ クリエイティブ・ディレクターを経て、08年にファッションの表舞台から姿を消した。その後はビジュアルアートに専念し、21年にパリのラファイエット・アンティシパシオンで初の個展を開催。以降も度々個展を開催している。
待望の日本初の個展となる本展の展示構成およびキュレーションは、すべてアーティスト自身によるもの。邸宅全体を舞台に、コラージュ、絵画、ドローイング、彫刻、アッサンブラージュ、映像作品など、多様な技法による作品が並ぶという。生活の痕跡が残る古い邸宅に作品を設えるという選択は、マルジェラにとって大切な「私的な空気感」を反映するものだ。来場者は、邸宅全体に広がる様々な部屋を巡りながら、極めて親密な距離感の中で作品と向き合う体験へと招かれる。

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