マルタン・マルジェラの日本初となる大規模個展。「MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE」が登録有形文化財・九段ハウスで開催決定【2/2ページ】

 2000年、東京・恵比寿の歴史ある邸宅に、世界初となる「メゾン マルタン マルジェラ」の店舗をオープンし、浴室やキッチンを含む邸宅全体にコレクションを展示したマルジェラ。四半世紀を経た今年、再び東京へ戻り、歴史的な邸宅で作品を発表することについて、マルジェラは次のコメントを寄せている。

 「再び東京に戻り、1927年に建てられたこの家で作品を見せられることを嬉しく思います。2000年のときと同じように、来場者が各部屋の親密な空間の中で作品と出会い、驚きを感じてもらえることを願っています」。

「匿名性は、私の創造の自由にとって不可欠なプライバシーを守るために必要なものです。 
ファッションの時代と同じ興味や強迫観念を、私は今も持ち続けていますが、人間の身体はもはや唯一の表現媒体ではありません。」 
「私は常に観察者であり、日常的な物や状況から強いインスピレーションを受けています。 
今日ではさまざまな技術的サポートを用いることが当たり前になっていますが、私は可能な限り、手仕事のプロセスを見せることにこだわっています。それが、不完全さやパティナ、未完成の美に対する私の深い愛情につながっています。」 
「私は答えを示すよりも、問いを投げかけたいのです。」 (マルタン・マルジェラによるステートメント)