今週開幕
「総合開館30周年記念 作家の現在 これまでとこれから」(東京都写真美術館)

東京・恵比寿にある東京都写真美術館で、「総合開館30周年記念 作家の現在 これまでとこれから」が開幕した。会期は2026年1月25日まで。レポートはこちら。
今年総合開館30周年を迎えた同館は、その記念展となる企画展を複数展開している。そのひとつとなる本展は「作家の現在」と題され、国内外で活躍が目覚ましい作家の現在の活動が、これまで同館に収蔵された作品等とあわせて紹介される。進行形の作家活動に触れる機会を通し、作品理解を深めるとともに、これからの表現の可能性を探る機会となる。
出品作家は石内都、志賀理江子、金村修、藤岡亜弥、川田喜久治。
会期:2025年10月15日~2026年1月25日
会場:東京都写真美術館
住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
電話番号:03-3280-0099
開館時間:10:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始(12月29日~1月1日)(ただし、1月2日は10:00〜18:00開館)
料金:一般 700円 / 大学生560円 / 高校生・65歳以上 350円 / 中学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)は無料
「岩手県文化振興事業団創立40周年記念事業 澤田哲郎展」(岩手県立美術館)

岩手県立美術館で、岩手県文化振興事業団創立40周年記念事業「澤田哲郎展」が開幕した。会期は11月30日まで。
澤田哲郎(1919〜86)は盛岡市生まれ。学生時代から絵画制作に打ち込み、上京後は応召されるまで貧困に苦しむ人々の姿を描いた。戦後は抑留体験をもとにシベリアをテーマとした作品を発表し、50年代末からは墨象をもちいた抽象絵画の制作に取り組み、ニューヨークでの個展でも成功を収めた。
本展では、澤田の初期から晩年までの作品を、未公開作品も含めて一堂に展示されている。また、戦後日本美術の支援者として知られるフランク・シャーマンの美術コレクションから、澤田の作品および貴重な写真資料を紹介し、澤田の師である藤田嗣治やほかの作家との交流にも触れる内容となっている。
会期:2025年10月15日~11月30日
会場:岩手県立美術館
住所:岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
電話番号:019-658-1711
開館時間:9:30~18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月、11月4日、11月25日(11月3日、11月24日は開館)
料金:一般 1000円 / 学生 600円 / 小学・中学生 400円



















