梅田哲也による新作の劇場ツアー型パフォーマンス。「シアターウォーク/A Walk in Theater」が名古屋で開催へ【2/2ページ】

 愛知県との関わりも深く、豊田市美術館での展覧会「知覚の扉Ⅱ」(2010)や「あいちトリエンナーレ2010」「同2019」などへの参加歴を持つ。国内でのツアー型パフォーマンスの発表は、2023年末から2024年初頭にかけてワタリウム美術館で開催された個展「待ってここ好きなとこなんだ」以来となる。

「待ってここ好きなとこなんだ」(ワタリウム美術館、2023-24) Photo by KANAGAWA Shingo
「うたの起源」(福岡市美術館、2019-20) Photo by Yamanaka Shintaro (Qsyum!)

 今回の公演では、梅田が拠点とする空間や時間の概念を再構築し、観客を新たな知覚体験へと誘う。なお、梅田は今年の瀬戸内国際芸術祭の夏と秋会期への参加、12月25日から東京都現代美術館で開催される「TCAA(Tokyo Contemporary Art Award)受賞者展」への出品も予定しており、精力的な活動が続く。

編集部