藤田嗣治 猫のいる風景 -かたわらの動物たち-(軽井沢安東美術館)

(左)藤田嗣治 結婚式 1950
(中央)藤田嗣治 天蓋の裸婦 1954
(右)藤田嗣治 猫を抱く若い女性 1956
軽井沢安東美術館で「藤田嗣治 猫のいる風景 -かたわらの動物たち-」が開催されている。
藤田嗣治が猫と暮らし始めたのは、渡仏して間もなくのことだった。パリで足にまとわりついてきた猫を拾い上げ、自宅に連れ帰ったのがきっかけだったという。それ以降、藤田は身近な画題として猫を描き始める。1920年代、藤田は裸婦像に猫を登場させ、繰り返し制作した自画像にも猫を描き込むようになり、猫はおかっぱ頭やロイドメガネとともに、藤田を象徴するアイコン的存在となった。
本展では、藤田が「友」と呼び、愛しんだ猫のほか、犬やほかの動物たちが描かれた作品もあわせて紹介。また《天蓋の裸婦》(1954)同館初公開する。加えて、7月17日より一部展示替えをし「終戦80年記念 藤田嗣治 戦争の時代」展とその関連事業を開催する予定だ。
会期:2025年3月6日~9月28日
会場:軽井沢安東美術館
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東43-10
電話番号:0267-42-1230
開館時間:10:00~17:00 ※入館は閉館30分前まで
休館日:水(祝日の場合は翌平日。7月23日、30日、8月中の水曜日は開館)
料金:一般 2300円 / 高校生以下 1100円 / 未就学児無料
モネ 睡蓮のとき(京都市京セラ美術館)

京都市京セラ美術館で「モネ 睡蓮のとき」が開催される。
本展は、国立西洋美術館で大きな話題を集めた展覧会の巡回展。展示の中心となるのは、2メートルに及ぶ大画面の「睡蓮」の数々だ。今回、パリのマルモッタン・モネ美術館より、日本初公開作品を含むおよそ50点が来日。さらに日本各地に所蔵される作品も加え、モネ晩年の芸術の極致が紹介される。
会期:2025年3月7日~6月8日
会場:京都市京セラ美術館
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
電話番号:075-771-4334
開館時間:10:00~18:00 ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月(ただし4月28日、5月5日は開館)
料金:一般 2300円 / 大学・高校 1700円 / 中学・小学 1000円 / 未就学児無料 ※予約優先制



















