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和歌と造形表現の関わりを追う展覧会「歌枕」が提案する、一歩踏み込む日本美術の愉しみ

和歌に詠われることで特定のイメージに結びつけられた土地「歌枕」から、日本の美術の豊かさにアプローチする展覧会「歌枕 あなたの知らない心の風景」(6月29日〜8月28日)が、東京・サントリー美術館で始まった。現代では、“古典”として遠くなってしまった日本人の感性をふたたび共有することを試みる、同館ならではの挑戦の空間をレポートする。

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彫刻家・名和晃平が最新作を十和田で公開。初期のドローイングとともにその思考を追う

今年9月に開館する十和田市地域交流センターを記念して、同館と十和田市現代美術館において、彫刻家・名和晃平の個展「名和晃平 生成する表皮(Genetarive Interface)」が始まった(十和田市地域交流センターは10月1日からを予定)。本展のための最新作とともに、大学院生時代のドローイングシリーズ「Esquisse」で構成される空間は、彼の創作の思考をたどれる貴重な体験を提供する。オープニング記念として催されたアーティスト・トークとともにレポートする。

NEWS / REPORT

加藤泉による巨大野外彫刻が恒久展示。フランス、ル・アーヴル市内広場で

絵を描くことで世界と接続し、根源的な芸術のあり方を追求する現代アーティスト・加藤泉。国内外で活躍中だが、今年の夏はフランス北西の港町ル・アーヴルで全長7メートル級の野外彫刻を制作した。これまででもっとも大きい作品にこもれびが戯れる光景を見ながら、その制作過程について聞いた。

NEWS / REPORT

ガラスが映える美術館で感じるルネ・ラリックの想像力。「ルネ・ラリック-アール・デコのガラス」が岡崎市美術博物館で開催中

アール・デコを代表するガラス工芸作家ルネ・ラリック(1860〜1945)。その全容を振り返る展覧会「北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック-アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美」が、愛知県岡崎市の岡崎市美術博物館で開催されている。会場の様子をレポートでお伝えする。

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