
「工芸みらい基金」設立。能登半島で被災の工芸作家を支援
全国の工芸作家の呼びかけによって行われた「工芸作家チャリティーオークション」の落札金額の一部を原資に、被災した石川の工芸作家を直接支援する「工芸みらい基金」が設立された。

全国の工芸作家の呼びかけによって行われた「工芸作家チャリティーオークション」の落札金額の一部を原資に、被災した石川の工芸作家を直接支援する「工芸みらい基金」が設立された。

2005年より開催されている日本最古のアート見本市「アートフェア東京」。その第19回目が始まった。今年のフェアは国内市場の変化をどう映し出しているのか? 会場からレポートする。

『美術手帖』2025年4月号「ヒルマ・アフ・クリント」特集が3月7日に発売される。東京国立近代美術館で開催中の大規模展覧会にあわせた本特集では、「神殿のための絵画」をはじめとする代表作シリーズのほか、スピリチュアリズム、スウェーデン・フォークアート、ジェンダーと性など多彩な切り口からなる論考、そして造形作家・岡﨑乾二郎と同展キュレーター・三輪建仁による対談などを掲載。また、アーティスト・インタビューではウェンデリン・ ファン・ オルデンボルフを紹介する。

美術家・松澤宥(1922〜2006)の生誕100年を記念して開催された「松澤宥生誕100年祭」。それから3年を経て「松澤宥生誕103年祭」が下諏訪の旧矢崎商店で開催される。会期は3月7〜9、14〜16日。

日本橋髙島屋S.C.本館8階ホールで、「ヒュッゲな暮らしをデザイン 北欧のあかり展」がスタートした。会期は3月24日まで。

公益財団法人石川文化振興財団(理事長:石川康晴)が、岡山市中心部に同財団初の現代美術館「ラビットホール」を新たに開館させる。

1年9ヶ月の修繕工事を経て、愛知県陶磁美術館が4月1日にリニューアルオープンする。再開に伴い「新シュウ蔵品展」や新たな常設展も開催される。

ティファニーの新たな旗艦店が、7月11日に銀座6丁目にてオープンする。ファサードデザインは青木淳が、インテリアデザインはアメリカの建築家ピーター・マリノが手がけている。

2月22日〜4月26日、西麻布のKANA KAWANISHI PHOTOGRAPHYと清澄白河のKANA KAWANISHI GALLERYで、3つの会期にわたる展覧会「Acts of Care」が開催される。マイヤ・タンミやヘルッタ・キイスキ、ナヤブ・イクラムなど、フィンランドを代表するアーティストたちが、ケアというテーマを独自の視点で表現する。

資生堂ギャラリーで「第18回 shiseido art egg」展が開幕。この公募プログラムに入選した大東忍、すずえり、平田尚也の3名のうち、第1期となる大東忍の個展「不寝の夜(ねずのよる)」がスタートした。

荒川修作+マドリン・ギンズの展覧会「三鷹天命反転中!!──荒川修作+マドリン・ギンズの死なないためのエクササイズ」が三鷹市美術ギャラリーで、アート・アーカイヴ資料展XXVII「交信詩あるいは書簡と触発:瀧⼝修造と荒川修作/マドリン・ギンズ」が慶應義塾⼤学アートセンターで開催される。

東京国立近代美術館で始まった「ヒルマ・アフ・クリント展」にあわせ、映画『見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界』が4ヶ月連続で再上映される。

1993年からアラブ首長国連邦・シャルジャで開催されている「シャルジャ・ビエンナーレ」。その第16回目が2月6日にスタートした。今年のビエンナーレは「to carry」をテーマに、女性キュレーター5人のキュレーションのもと、記憶や文化、歴史をどのように担い続けるかを問いかける様々な作品を展開している。

スウェーデン出身の画家ヒルマ・アフ・クリント。そのアジア初の大回顧展が、東京国立近代美術館で開幕を迎えた。

現代美術家・折元立身(おりもと・たつみ)が2月23日に逝去したことがわかった。

文化庁が令和6年度(第75回)の芸術選奨受賞者を発表。美術部門では文部科学大臣賞に石田尚志、塩田千春、開発好明、金築浩史の4名が選ばれた。

株式会社オゼキが、東京・人形町に「OZEKI Tokyo Gallery」をオープン。イサム・ノグチの生んだ「AKARI」シリーズなどを購入できる。

2月24日にチェコの首都プラハに新しい「ミュシャ美術館」が開館した。遺族が運営する財団が都市開発の投資会社と協働し、観光客や市民に総合芸術家としてのミュシャを再発見してもらうことを目的としている。現地からその取り組みをリポートする。

丸紅が丸紅ギャラリーにて、「『ボッティチェリ 美しきシモネッタ』特別公開展」を開催する。

アーティゾン美術館で、画家、コレクター、展覧会の立役者として日本の西洋絵画受容に貢献した硲伊之助の回顧展が開幕した。会期は3月1日〜6月1日。会場の様子をレポートする。