愛知県美術館が4月に全館リニューアル。100年にわたる愛知のアートシーンを振り返るコレクション展を開催

今年4月に全館リニューアル・オープンを控える愛知県美術館。それを記念して、「アイチアートクロニクル 1919-2019」が開催される。本展では同館のほかに名古屋市美術館や豊田市美術館などのコレクションも集結し、1919年から現在まで、愛知の前衛的なアートシーン100年の動きを紹介する。会期は4月2日〜6月23日。

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TARO HORIUCHIやdoubletによる新しい織物。フリッツ・ハンセンの名作《エッグチェア》とコラボ

インテリア小物や呉服を展開している川島織物セルコンが、東京のファッション業界を牽引するデザイナー3名とコラボレーション。その生地を北欧デンマークの家具ブランド「フリッツ・ハンセン」の名作《エッグ・チェア》に張り込み、フリッツ・ハンセン青山本店で展示する。展示期間は3月28日〜4月7日。

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エッシャーが命懸けで守った画家、メスキータとは何者か? 日本初の回顧展が東京ステーションギャラリーで開催へ

画家、版画家、デザイナーとして19世紀後半〜20世紀前半に活躍したサミュエル・イェスルン・デ・メスキータ。エッシャーに多大な影響を与えた、この知られざる画家の全貌を明らかにする日本初の回顧展「メスキータ Samuel Jessurun de Mesquita」が、東京ステーションギャラリーで開催される。会期は6月29日〜8月18日。

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「地域アート」はどこにある? 十和田市現代美術館で展覧会「ウソから出た、まこと」が開催

青森・十和田市現代美術館が2018年から取り組む「『地域アート』はどこにある?」プロジェクトの一環として、展覧会「ウソから出た、まこと―地域を超えていま生まれ出るアート」が開催される。本展では「虚構」「フィクション」に着目し、地域の人々と活動を続けてきた北澤潤、Nadegata Instant Party、藤浩志による新作を展示。会期は4月13日~9月1日。

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異色の映画論から、ひとりの「陶作家」の思想まで。4月号新着ブックリスト(2)

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。第二弾では、伝記映画にフォーカスした異色の映画論から、陶作家・安藤雅信の思想が詰まったエッセイまで、『美術手帖』4月号に掲載された注目の新刊を3冊紹介する。

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「冨嶽三十六景」が誕生するまで。太田記念美術館で、富士山を描き続けた北斎の画業をたどる

葛飾北斎の没後170年を記念した展覧会「没後170年記念 北斎 ―富士への道」が、東京・神宮前の太田記念美術館で開催される。本展では、富士山を描き続けた北斎が、70歳を過ぎて「冨嶽三十六景」を生み出すまでの長い道のりに迫る。会期は4月4日~29日(前期)、5月3日~26日(後期)。

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