第25回亀倉雄策賞受賞の記念展。デザイナー・岡崎智弘と三澤遥の「デザインと向き合う姿勢」に出会う

第25回亀倉雄策賞の受賞を記念した展覧会がクリエイションギャラリーG8で開催中。今回の亀倉賞では、デザイナー・岡崎智弘と三澤遥が歴代初の同時受賞となり、岡崎智弘 個展「STUDY」(6月6日〜28日)と、三澤遥 個展「Just by | だけ しか たった」(7月4日〜27日)が順次開催されている。

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ミクスト・リアリティで向き合う坂本龍一の姿。The Shedの「KAGAMI」が提示したもの

マンハッタンのハドソンヤードにある文化施設「The Shed」で開催中の、故・坂本龍一の最後のステージコンサートとなる「KAGAMI」。オプティカルデバイスを介して、ピアノを演奏する坂本の姿が会場内に現れる、ミクスト・リアリティを用いたパフォーマンスを、現地のライター・國上直子が振り返る。

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第66回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:レンズから覗く人生

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第66回は、本物そっくりのカメラの模型をつくり続ける佐藤正美さんに迫る。

スペインはいかに描かれ、いかに受容されてきたのか。国立西洋美術館で見る「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」

スペインに関わる版画作品を展観し、スペインの文化・美術のイメージ形成の系譜を探る展覧会「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」が東京・上野の国立西洋美術館で開幕。会場の様子をレポートする。会期は9月3日まで

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三角形を通じた対話。田中一光×イッセイ ミヤケ×三澤遥

グラフィックデザイナー・田中一光の作品をモチーフに、2016年に始まった「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」シリーズ。今回の6回目では、凛と咲く花々と、幾何学的に構成されたピラミッドをモチーフに、過去5回よりも多様な素材や技術が用いられた。ピラミッドシリーズ発売にあわせて銀座のISSEY MIYAKE GINZA / 445で開催中の特別展示に際し、同シリーズの解説テキストの執筆にも携わったデザインライターの角尾舞がその魅力を語った。

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伊藤若冲を見いだしたその慧眼の根源とは。美術史家・小林忠に聞くジョー・プライスの思い出

2023年4月、アメリカの日本美術コレクター、ジョー・プライスが亡くなった。伊藤若冲のブームのきっかけともなった世界的なコレクターはどんな人物だったのか。プライスと生前交流のあった美術史家・小林忠に、ギャラリストであり現代美術コレクターとして活躍するコバヤシマヒロが話を聞いた。

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「社会的無意識との邂逅」を抱き、じりじりと抵抗する。BUoY・岸本佳子インタビュー

地下のスペースは元銭湯、2階のギャラリーとカフェは元ボーリング場だという複合的アートスペース・BUoY。廃墟に風を通し、独自の活動を展開してきた同スペースのあゆみを、代表・芸術監督の岸本佳子へのインタビューを通して振り返ることで、アートにおける場所性とスペースが持つアイデンティティの可能性を探る。

INTERVIEW

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ナショナル・ポートレイト・ギャラリー大改装後のこけら落とし。イェヴォンデ・ミドルトンとポール・マッカートニーによる2つの特別展を見る

3年に渡る大改装を終え、6月22日に再オープンしたロンドンのナショナル・ポートレイト・ギャラリー。再開初日から開催されている「イェヴォンデ:ライフ・アンド・カラー」に続いて、28日から「ポール・マッカートニー フォトグラフス 1963-64 アイズ・オブ・ザ・ストーム」もスタートし、こけら落としの特別展2つ揃っての開催で改めて注目を集めている。

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