時代に埋もれた名画家たちを再発見する。「少女たち―星野画廊コレクションより」展が京都文化博物館で開催へ

時代のうねりのなかで忘れられてしまった実力ある画家たちを取り上げる展覧会「発掘された珠玉の名品 少女たち—夢と希望・そのはざまで 星野画廊コレクションより」が京都文化博物館で開催される。会期は7月15日~9月10日。

岡本神草 拳の舞妓 1922頃

 明治、大正、昭和といった、時代のうねりのなかで忘れられてしまった実力ある画家たちを取り上げる展覧会「発掘された珠玉の名品 少女たち—夢と希望・そのはざまで 星野画廊コレクションより」が京都文化博物館で開催される。会期は7月15日~9月10日。

 本展は、明治、大正、昭和の優れた作家らが遺した作品を見つけ出し、紹介してきた星野画廊のコレクションから「少女たち」をテーマに選定。女性たちの様々な人生が描かれた日本画と洋画を、約120点にわたって紹介するものとなる。

 なお、本展にあわせて数多くのイベントが実施予定。星野桂三(星野画廊)を招いたトークショーから、「近大京都絵画史研究」を振り返るシンポジウム、親子で楽しめるワークショップなどが開催される。申し込みが必要となるものも多いため、詳細は同館ウェブサイトにてチェックしてほしい。

笠木治郎吉 花を摘む少女 1897〜1912頃
甲斐荘楠音 畜生塚の女 1919頃
太田喜二郎 花摘図 1911〜12頃

編集部

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