
ベネッセハウス ミュージアムが30年ぶりの大幅展示替え。ベネッセ賞受賞の作家ら紹介
直島にあるベネッセハウス ミュージアムで、30年ぶりの大幅な展示替えが行われ、新たに4作家を紹介する「シンガポール美術館協働企画 ベネッセ賞受賞アーティスト作品展示」が始まった。会期は2025年1月5日まで。

直島にあるベネッセハウス ミュージアムで、30年ぶりの大幅な展示替えが行われ、新たに4作家を紹介する「シンガポール美術館協働企画 ベネッセ賞受賞アーティスト作品展示」が始まった。会期は2025年1月5日まで。

沖縄戦の戦没者の遺骨を40年以上にわたり収集している具志堅隆松を追ったドキュメンタリー映画『骨を掘る男』が、6月15日ポレポレ東中野ほかで全国順次公開。沖縄出身の監督・奥間勝也にインタビューした。

今週末までに開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

第75回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第75回は、日本仮面歴史館 福々和神面の館長であり、仮面作家の木村賢史さんに迫る。

金沢市内のアートスペース11ヶ所を会場に、「Everything is a Museum」がスタートした。会期は6月21日まで。

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)駐日事務所が、来年開催される「瀬戸内国際芸術祭2025」においてホンマタカシとコラボレーションし、難民一人ひとりの物語や旅路に焦点を当てた写真展を開催する。

美術家・ヤノベケンジによる企画展「ヤノベケンジ:太郎と猫と太陽と」が東京・青山の岡本太郎記念館で開催される。会期は7月12日〜11月10日。

東京・新宿のSOMPO美術館で、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの世界最大規模のコレクション、フィロス・コレクションからその作品を紹介する展覧会「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」が開催される。会期は6月22日~9月23日。

東南アジアを中心とした歴史的言説や文化的アイデンティティを、主に映像インスタレーションで描き出すホー・ツーニェン。東京都現代美術館で開催中の個展「ホー・ツーニェン エージェントのA」展では、それぞれの展示室で上映される作品が、時間によって変化するような構成を展開。美術史家の池上裕子が、本展の構造を考察するとともに、作家の関心や問題意識について論じる。

国立西洋美術館で「モネ 睡蓮のとき」が開催される。会期は10月5日~2025年2月11日。本展アンバサダー・音声ガイド・テーマソングは石田ゆり子が担当する。

世界的建築家・槇文彦が、6月6日に老衰で逝去した。95歳だった。

6月4日、公益財団法人日本デザイン振興会より「デザイン白書2024」が公開された。日本国内の地域や企業、行政などの取り組みがまとめられているほか、国内のデザイン振興における課題についても指摘されている。

寺田倉庫は、現代アーティスト・束芋と、海外のインディペンデントアニメーション作家3人による新作映像インスタレーション展示「触れてなどいない」を寺田倉庫G3-6Fで開催する。会期は7月5日〜15日。

横須賀美術館が、同館設計者である建築家・山本理顕のプリツカー賞受賞を記念し、無料開放を実施する。

今年11月にリニューアルオープンする東京・丸の内の三菱一号館美術館が、来年ルノワールとセザンヌという二人の印象派・ポスト印象派に焦点を当てた展覧会「ルノワール×セザンヌ ―モダンを拓いた2人の巨匠」を開催。会期は2025年5月29日~9月7日。

ゴッホの《星月夜》や葛飾北斎の《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》で話題となったレゴ®ブロックより、新たに「モナ・リザ」と「ノートルダム大聖堂」が登場する。

国立西洋美術館で「内藤コレクション 写本 — いとも優雅なる中世の小宇宙」がスタートした。会期は8月25日まで。

東京国立博物館の表慶館で、「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展― 美と芸術をめぐる対話」が開幕を迎えた。会期は6月12日〜7月28日。

公益財団法人小笠原敏晶記念財団が「令和6年能登半島地震 緊急助成」の第2次募集を開始した。募集期間は6月28日正午まで。

20世紀後半以降の多くの芸術運動に影響を与えた米国出身のアーティスト、ブルース・ナウマン。その大規模個展が、香港の大館コンテンポラリーで開催されている。会期は8月18日まで。